さて、今回は初めて座席についての交渉をさせて頂きましたJ様。誠にありがとうございます。

コンサートでの通訳席をお願いするにあたり、なかなかイメージが伝わりにくく、理解されにくい問題である事は3年間、様々な経験をしてじゅうぶんに理解しています。

主催者様でもどの様に対応していけば良いのか…交渉している中で伝わってきます。

今回のJ様は以前から壁が厚いとの前情報もあり、覚悟して交渉に臨みました。

様々な視点や角度から説明させていただき、安心、安全に観覧することや、他のお客様への配慮などを考慮した上で通訳席をお願いさせていただきました。

はじめは中々、伝わりにくくお互いの意思疎通がすれ違う事もありましたが、10/28現地での対応との流れになり、現地に出向くと当初の心配を他所に、キチンとしたご対応をいただき、通訳席での観覧となりました。

当日、対応してくださいました、現地のスタッフさんには「この様な形でのバリアフリーがあると初めて知りました」とおっしゃっていただき、参戦した耳の聞こえない方々と理解への一歩が踏めたと喜び合いました。

また、コンサート当日、本当に楽しかった。MCで笑顔いっぱいになっている耳の聞こえない方々の姿をみて改めて、コンサート、ライブ、イベントでの通訳の必要性を感じました。

本来であれば主催者様へ直接、お礼のお言葉を申し上げたいのですが、ここ数日、何度かお電話させていただきましたが繋がらない状態です。それほど人気の高いのことが伺えます。

繋がり次第お礼を申し上げたい気持ちでいっぱいです。

今回、3年間に渡り、様々な事務所や主催者様との座席交渉、また理解の為のお電話を何度もさせていただきました。

この3年でなぜJ様だけ交渉が遅れたのか…

それは耳の聞こえない方々がどうせ難しいと諦めてこられた背景があります。とても人気があり、耳の聞こえないファンが非常に多い事も情報として入っています。しかし、これまでの中で通訳席という形で座席をご用意頂いたのは今回が初めてです。

確かに目には見えない障がいを理解していく事は、聴こえる世界で生活している方々には理解しにくいかもしれません。

けれど、先にも書いたように安心・安全が基盤なのです。

耳の聞こえない方々は放送が聞き取れません…万が一何か起こった場合、自分自身で安全を確保できるか?また退場時にも放送が必ずかかります。

平等の面では参戦する皆様がMCで笑ったりする姿をみて「何を言ってるんだろう」そんな気持ちにさえなります。

MusicHandler協会では参戦される全ての方々が共に楽しみ、感動し泣き、笑い、明日への活力にしてもらいたいとの思いで、毎回、耳の聞こえない方々からのご依頼に全力を尽くしています。

今回のJ様との交渉は第一歩です。まだまだ、課題はあります。けれどMusicHandler協会としては今出来る全ての事を最大に考え尽力して参ります。

お陰様で口コミから、徐々に依頼件数が増えてまいりました。

最後になってしまいましたが、今回、初めて通訳席をご用意くださいましたJ様におかれましては、深く深く御礼申し上げます。

ブログで大変失礼な事とは存じますが、少しでも早くお礼を申し上げたい気持ちでいぱいです。

お電話でのやり取りにも関わらず、真摯にご対応くださいました事に感動とお礼を申し上げずにはいられません。

今後のMusicHandler協会の目標と致しましては、それぞれの主催者様と歩み寄りながらより良いバリアフリーに努めて参ります。

MusicHandler協会