少し春の予感 | 小野貴子の音楽日和

小野貴子の音楽日和

ドイツを中心に活動するプロピアニスト・作曲家の小野貴子が日本とドイツの生活を綴ります。

今年の冬は結構寒い気がします。

とは言え私がドイツに来たばっかりの頃は

1週間昼間もマイナス10度みたいな週も

あって、雪靴なしでは歩けない状態だったことを

思い出すとそれ程ではなかったかなあ。

 

どんよりした暗い空しか見れなかった日々が

昨日から突然晴れだしました。

そしてお花屋さんにも元気な花たちが並んで

私も1つ買いました!しかし皆考えることは

同じようでお花屋さんは大盛況で

この花を買うまでに結構並んだー。

 

今月は私の生徒もたくさん通う音楽ギムナジウムの

16-17歳の二人男の子がホームでケンカし、またもう1つの報道では

ケンカを止めに入り、ホームに投げ飛ばされて列車に激突し

なくなってしまう事件が起きてしまいました。

ドイツの学校はクラス替えがないので、生徒達もとても長く学校で

一緒に過ごしていたようでとてもショックが大きかったようでした。

 

この事件はドイツ中で大きく報道されましたが

日本と違うのは、家族やが詳細は公表したくない

と言ったらあまりニュースの続きが流れない、

という事かもしれません。生徒も写真や学校での様子を

報道関係の人に聞かれたようでしたが皆一切断っていたようです。

 

とても悲しい事件でしたが、

ドイツ人の子供たちの良心も知ることが出来ました。