1クラス上のマイクとマイク録音比較! | 小野貴子の音楽日和

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ドイツを中心に活動するプロピアニスト・作曲家の小野貴子が日本とドイツの生活を綴ります。

今日は、何度か録音をお願いしたことがある

トーンマイスターのミヒァエルさんに来てもらって

私のベーリンガーのマイクと彼のAKGのマイクの

比較に付き合ってもらいました。

ピアノ録音の際、AKGというメーカーの

C451というマイクが定番なのですが、値段が

私が買ったベーリンガーの物より10倍もするので

本当に音質が10倍よいのだろうか?と購入に踏み切れず、

しかしベーリンガーのマイクは悪くないけど売っているCDや

ラジオから聞こえて来る音質と張り合うには足りない気がする。。。

とモヤモヤしておりました。

 

両方のマイクでケーブルを取り換えたり、場所を変えて

録音してみた結果、値段の通り10倍とまでは行かないけれど

AKGのプロ定番マイクの方がどの音域でもきれいに響いて、

いわゆる私がよく聞いているCDやラジオの音質に近い、

と確信できました。

やっぱり買うべきかな、と前向きになった!

 

とはいえベーリンガーのマイクは1/10の値段としては

破格に音質が良いという事になるね、と。

ミヒャエルさんも値段を聞いてびっくりしてました。

ピアノは音域が広いからAKGの方が難が少ないだろうけど

ベーリンガーのマイクも楽器により絶対に使えるよ、

と言ってもらえてホッとしました。

 

ケーブルもまず1番安いのを買っていたのですが

色々問題や気をつけないとならに事を聞いて

次はある程度の物を買わないとなあ、と。

 

ランクアップの為にまた少し購入するものは

あるけど、今日何よりうれしかったのは

プロのミヒャエルさんと録音しながら普通に

設定や接続について話しながら作業できたこと!

2年前は全く分からずプロの人と話しても

全然ついていけなかった。

 

これからも録音はやり続けてセミプロくらいの

レベルを目指したいものです。