teparouchimi - テパルチミ

 

1998年 11月26日 生まれ (現在20歳)

ウガンダ出身

 

 

ウガンダ、日本の2国で育まれた、感覚的な日本語、英語の歌詞が特徴。

ヒップホップにあこがれていた少年時代から、

2018年11月、デビューシングル"Trigger"を発売する。

 

 

teparouchimi-twitter

 

 


 

★teparouchimiインタビュー記事

 

 

 

スタッフ:

まず、ウガンダ出身という経歴だよね?

 

teparouchimi:

ウガンダに行ったのは

物心つく前なので、記憶も曖昧ですが、

アフリカ支援を仕事にしている両親と共に

ウガンダへ移住しました。

 

けっして、良いとは言える場所ではなかったですね(笑)

発展途上国という感じで…

家が一軒一軒、塀に囲まれていて、

基本車以外での移動は無いみたいな…

「外は歩いたら駄目!」と言われている所でした。

 

 

スタッフ:

言葉とかは大丈夫だったの?

 

teparouchimi:

日本語しか使えませんでしたが、そのまま保育園に入ってしまったので2~3ヶ月後には、現地語(英語)で話していましたね(笑)

兄弟で通っていたので、家に帰って来てから、「今日はこんな言葉習ったよ」とか、「○○は、英語で○○って言うみたいだぞ」とか、兄弟で共有していたのもあったので、修得するのも早かったんですかね。

 

 

スタッフ:

じゃ友達はウガンダ人ばかり?

 

teparouchimi:

そうですね。

インターナショナルスクールもあるのですが、小学校も現地の普通の学校に入ったので、日本人は僕の兄弟だけでした。

 

現地は小学校が7年制、セカンダリースクールという、日本人で言う中高一体の6年制、その上が大学という感じになっていますが…

僕は、セカンダリースクール2年生まで、ウガンダの学校にいて、日本に帰って来て高校1年から日本での生活がスタートしました。

それから今に至ります。

 

スタッフ:

音楽に目覚めたのはいつ頃から?

 

teparouchimi:

歌はもともと好きでしたね、上手くはなかったですけど(笑)

ウガンダの学校では、毎朝ゴスペルを歌う時間があったんですけど、それが結構好きでした。

 

 

スタッフ:

歌手になるきっかけは?

 

teparouchimi:

ラップとの出逢いは小学校5年6年の頃、

当時、Eminemの”Not Afraid”という曲が凄い流行ってて、

この時に「ラップってかっこいいな」と思いました。

 

それから、ラップの曲を聴くようになり、セカンダリースクールにいる頃には、リリック(歌詞)を書くようになりました。

 

また、”べック”という日本の映画を見た時に、「でかいステージでライブをしてみたい」と思うようになり、自分の中で「ラップをやりたい」って気持ちがどんどん大きくなって行きました。

 

日本の高校に入ってからも、リリック(歌詞)は書き続けていましたが歌にはあまり触れてはい無い感じでいた所、突然高二の時に、先輩から、サイファーというラッパーが輪を囲んで即興でフリースタイルでラップをするのに誘われて「いい機会だな」と思って参加していました。

 

大学に入ってからはリリック(歌詞)だけではなく、レコーディングも始めました。

それで一昨年の12月に初めて録音したのが、シングルTriggerにも収録されているRemix前の”Still Dreamin”でした。

 

初めてのスタジオの時、プロのエンジニアに編集してもらって、編集後の音源を聞いた時に「自分の声がこんなになるのか!」…と(笑)

それまで、編集なしのフリースタイルとかでしかやった事ない自分にはとにかく驚きでした。

 

それから、楽しくて自分での音源制作を続きけて行きました。

 

スタッフ:

今後どういう歌手を目指していきますか?

 

 

teparouchimi:

歌的には、やはりバイリンガルという特徴を活かしていこうと思います。

僕の”生きざま”というか、私生活でのバックグランドを、歌で表現して行こうと思ってます。

 

また、ウガンダでの生活経験のせいもあってでしょうか、身近で苦労している人を見て来たり、正直自分たちも楽ではなかったので…

僕の音楽や音楽活動通じて、何か人を救ける事にも繋げて行けたらいいなって思っています。

少しでも人が楽になったら嬉しいですね。

 

スタッフ:

今後ファンに向けて?

 

teparouchimi:

今、まだ歌手活動も始まったばかりで、売れている訳では無いのですが、今のこんな僕でも応援してくれる人達がいて、その人達を後悔させたく無いという想いが強いです。

そんなファンの皆さん達と一緒に、輪をどんどん大きくしていけたらいいなと思っています。