スタッフ:
歌手デビューしてみて、何か自分の変化はありますか?
teparouchimi:
音源制作の姿勢が大分変わりましたね…
デビュー前、一人で音源を作ってYoutubeで公開していた時と違って、これからは「お客さんに買って貰うものになる」と思うと、中途半端な気持ちで音楽を作れないし、「お金貰う以上、満足してもらいたい」という気持ちでやっていました。
今はひとりではなく、協力者の方々と音源を作っているので、作品のクオリティも高くなっていくし
自分の中の本気度も全然変わって来ましたね。
また、作ってもらったトラック(曲)に対して、
「今、リリック(歌詞)を書いてしまったら、良いのが書けない!」とか、自分の感性のタイミングなども考えたりして、大事に曲を作るようになりました。
スタッフ:
1stシングル「Trigger」でのライブは?
teparouchimi:
初公開の時は、北海道のライブだったのですが、
自分もライブで歌うのは初めて、お客さんも聴くのは初めて聴くという、とても新鮮な感じのライブだったのを覚えています。
また、レコーディングと違ってライブで歌うと、また全然違う感じだなと思いました。
スタッフ:
Twitteに公開されていた、シングルを買ってくれたお客さん達すごいですね!
teparouchimi:
その「Trigger」初公開となった北海道のライブは、お客さんも初めてという人ばかりだったのですが、「シングルを下さい!」と行って来てくれる人もいたりして本当嬉しかったです。
また、地元に帰って…大学の学園祭がレコ発になりましたが、高校の時からの友人が3、4人、販売を応援してくれていたんですけど、それぞれの知り合いに「俺の友達がシングル出したんだ!」と声をかけてくれて、「お前の友達なら買うよ!」という、友人の応援効果だったり、アフリカ支援という事に「募金」として買ってくれる人もいたり、意外な所からの応援も多く、「自分一人じゃないな」って感じて凄く嬉しかったですね。
友人には、お金に余裕が出来たら、いつか飯でもおごらなきゃって(笑)
スタッフ:
シングル3曲について
1曲目.Still Dreamin’[Remix]
昔からの夢を未だに夢を見ているというタイトルですが、1バース目の英語の多い部分は、ウガンダにいた時の想い
2バース目の日本語の所は、日本に帰って来てからの想いや苦労だったり不満だったり
英語日本語に分けて使いわけて表現しました。
もともと、デビュー前(2017/12月)に作った曲で、Youtubeに公開していた曲ですが、音源制作を担当してくれているK氏(次の曲で話しますが)にデモ曲として聴いてもらった曲で、デビューのきっかけになった曲でもあります。
また、デモを聴いた時の印象が凄く良かったから、Remixバージョンをシングルの1曲目に入れようという事になりました。
2曲目.Trigger
シングルのタイトル曲ですね。
デビュー前2018/3月、自分はアーティストとして、今後どうしたら良いのだろうという八方塞りの時期がありました。
そんな時、今、音源制作を担当してくれているK氏との奇跡的な出逢いがあり、歌手デビューする事になりました。
それから次々にアーティスト活動が一変して道が開けて行き、「これからどうなるんだろう?」という不安が、「こっからプロアーティストになるけど平気かな?」という、前向きな不安に変わりました。(笑)
そのターニングポイントの時に書いた作品で、あの時のきっかけが、大きな引き金(Trigger)になっています。
3曲目.THE WAY OF THE TIGERについて
父は空手家でもあるのですが、ブルースリーの影響を受けていて、僕も子供の頃から良くブルースリーを見させられて影響を受けました。
ブルースリーのTHE WAY OF THE DRAGONを文字って、自分の1998生まれ寅年の虎でTHE WAY OF THE TIGER(タイガーへの道)という作品です。
自分で歌っていても力の湧いてくる曲…
聴いている人もコレを「聴いていたらブルースリーになれそう!」みたいな(笑)
そんな、元気になれる曲になったらいいですね。
また自分のラップのスキルを全部だそうと思った曲でもありました。
現代の音楽シーンに噛み付いて行きたいです(笑)
スタッフ:
アーティスト収入を全額アフリカ支援について?
teparouchimi:
前回の記事の時も話したのですが、僕の音楽活動を通して、なんらかの形で人助けに役に立てたらいいなと思っていて、その第一歩を、シングルの売り上げアーティスト収入分全額を、父が仕事しているアフリカ支援団体(Children Hope)に寄付しようと決めました。
やはり、自分の音楽で稼いだお金ですので、自分にとっては特別です。
できればその特別なお金を支援金に使いたいと思いました。
今回のシングルの販売枚数が限定300枚、販売価格も通常から比べかなり安いので、大きな金額を寄付する事は難しいですが、それでも、物価の違うアフリカにとっては、大きな支援になると思います。
シングルを買ってくれてた皆さん、本当にありがとうございます。
スタッフ:
どんな支援に役立てられるの?
teparouchimi:
アフリカには、刺されるとマラリアという病気に感染してしまう危険な蚊が多くいます。
マラリアは薬で治る病気にも関わらず、薬が買えなくて亡くなってしまう人がいたりするので、蚊屋(かや)を買ったり、薬を買ったり、スラム街で食事を提供したりという支援になると思います。
スタッフ:
これからの音楽活動は?
teparouchimi:
全国でライブしたいと思っています。
また今応援してくれるファンの人達が喜んで貰える曲、自分も共に満足できる曲を作っていけたらいいですね。
スタッフ:
”Neofriend”のYoutube公開について
teparouchimi:
一緒に音楽活動している、歌手のRissと一緒に、北海道のライブハウスに呼ばれてライブに行ったのですが、
北海道って寒い所なのに、ファンや人がめちゃくちゃあったかいので、ライブも盛り上がり、凄く楽しかったんです。
それでRissと感謝の想い込めて曲を作りたいなと話していました。
関西に帰って来た日にRissの家に泊まることになって、夜、突然フレーズが浮かんで来たので、Rissに聴いて貰ったら「いいね!」となって、それからアレよコレよと言う間に、そのまま寝ずに曲が出来上がってしまいました。笑
ファンの為に作った曲ですので、是非多くの方に聴いて頂きたいです。
teparouchimiについては前回インタビュー
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