ミュージックボレロ
●バスティンコンクール全国大会
こんにちは。明石市のリトミック講師
おおらい みどりです。
さて、今日はプライベートなブログです。
もしよろしければお付き合い下さい。
年長組の娘。
今年の夏。ピアノ教室のコンサートで大失敗をしました。
その時のお話は→こちら
なんとなく、そのままにしておくのが嫌だったので、バスティンコンクール姫路地区予選にエントリーしました。
ステージの失敗はステージで克服させたかったので、私から提案しました。
課題曲と自由曲の2曲。しっかり最後まで演奏出来れば御の字と願っていましたが、思いがけず全国大会への切符を頂きました。
さあ、それからが大変でした…
地区予選でやりきった感があったのか、全国大会までの新曲の練習はなかなか捗りません。
あげくには『私は一人で弾けるから、ママは口出ししないで！』と言う始末、、、
何度も練習室を追い出されました。
こういう時、ママ先生というのは距離感が難しいなぁと痛感します。
それでもとりあえずステージに出せるまでになったのは12月始め。
全国大会本番は12月24日
その直前には、幼稚園でのページェントという大仕事もあり、とにかく体調管理に必死。
夜中に布団を蹴飛ばすたびに目が覚めて、こちらは慢性的に睡眠不足。
(からのイライラ)
毎日、着る服で押し問答。
(こどもってどうして薄着が好きなの？)
なんとか体調を崩すことなく、無事に幼稚園のクリスマス礼拝の日をむかえました。
ページェントでは堂々とした独唱を聴かせてくれて、我が子ながら心から感動しました。
そしていよいよ、バスティンコンクール全国大会本番。
朝から初めての新幹線に大興奮。
会場入りしてからも、ロビーで急に踊り出したり…緊張感がない。
もう、こうなったら本人に任せよう。
結果は努力賞でした。
娘本人も、全国の上手なお友達の演奏を聴いて、少し悔しさもあったようです。
上手な子は、あなたよりもっとたくさん練習してるんだよ！
と、ありきたりな言葉しか出てこなかった未熟な母親です(苦笑)
今回、全国大会という貴重な経験の場を与えて頂き、親子共々ありがたく思っています。
予選、本選のどちらの講評用紙でもほめて頂いたのは、
・リズム感が良い
・のびやかな音
・バランスが良い
という点でした。
(もちろん改善点もたくさん頂きました)
小さな頃からのリトミックで得られたリズム感。
そして音色やバランスに感しては、やはり楽器の理があります。
毎日グランドピアノで練習出来るというのは大きいですね。
しかし、今回はまだまだ基礎的な力が足りていない所が多くありました。
いわゆる、表面だけ取り繕った厚化粧だったわけです…
上位のお友達は、良い音を奏でる"手"がしっかり出来上がっていました。
娘は、絵を描くことやダンスにも夢中です。
私もピアノ漬けにするつもりは毛頭ありません。
でも、毎日の小さな積み重ねの大切さ。
自分自身で音を作り出す楽しさ。
そして、ステージでの失敗、成功を通して、困難でも乗り越える心を。
こどもの習い事は、その技術そのものよりも、練習の過程や経験することに大きな意味があります。
今回の努力賞もおまけ。
とにかく、本番に向けて最後まで頑張ってきた娘を100点満点で認めようと思います。
長くなりましたが、最後までお読み頂きありがとうございました。
名古屋から帰りの新幹線は疲れて爆睡の図
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