ミュージックボレロ
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●夏休みの出来事
こんにちは。明石市のリトミック講師
おおらいみどりです。
夏休みも残りわずかとなりました。
7月。夏休みに入ってすぐの日曜日にピアノ教室のコンサートかありました。
今回は娘も2回目のコンサートということで、1曲は自ら弾きたい曲を選びました。
バッハ ト長調のメヌエット
技術的に全然足りていないのですが、本人の弾きたい!気持ちだけで、何とか最後まで暗譜しました。
当日の朝はノーミスで通せていたのですが…
本番のステージで大事故をおこしました。
最後の2小節で止まってしまい、頭真っ白。
いつもなら弾き直して終われるはずなのに、何にも出てこない様子で、もう今にも泣き出しそう…
仕方なく私が助け舟を出し、曲を弾き終えることが出来ました。
控え室に戻った娘は、お友達から頂いたたくさんのお手紙やプレゼントを開けて、ニヤニヤしています。
その姿を見て、一瞬怒りがこみ上げた私。
『あんな大失敗して、なにをニヤニヤしてるんやー!』
と、喉まで出かかった言葉を飲み込みました。
私は娘の母であると同時に先生でもあります。
別の生徒さんだったらどう対応するだろう?
深呼吸をして気持ちを整えて、娘をギュッとしました。
『あともうちょっとやったのに、悔しかったなぁ』と耳元で言ってあげると、、、
娘は、うぇーん(号泣)
そうだよな。
弾けなかった、悔しさ。
失敗を友達に見られていた、恥ずかしさ。
どうする事も出来なかった、怖さ。
そんな気持ちに蓋をして、無かったことにしてはいけない。
ヘラヘラして誤魔化してはいけない。
可哀想だけど、小さな心に傷がついたかもしれないけど、これは娘がしっかり向き合わなければいけない失敗の経験。
あれから1ヶ月。
私もレッスンをセーブさせて頂いて、娘と一緒にのんびりと過ごした夏休み。
家族で沖縄でゆっくり過ごしたり。
久しぶりにボーネルンドへ出かけたり。
2学期のスタートが近づいてきた先日のこと。
娘にあるチャレンジの提案をしてみました。
コンサートでの失敗の記憶が蘇ったのか、一瞬泣き顔になった娘でしたが、しばらくして家事をする私の側へ寄ってきました。
『ママ…やってみる。やってみていい?』
失敗した事は、記憶が薄れないうちに克服する主義な私。
ちょっと強引かな、とも思いましたが、娘とともにまた新しい曲にチャレンジです。
おやこリトミック教室、9月のご予約スタートしております。
また、9/1(日)には広報あかしにて素敵なお知らせがありますよ!
お楽しみに♪