ハラスメントかもしれないが、大谷選手が打つと朝の気分が快い | あずき年代記

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ブログの恥はかき捨てかな…

大谷翔平選手4打数4安打2ホームラン。


大谷ハラスメントかもしれないが、彼が朝から大活躍すると眼の前が明るくなる。


彼のようなプレイヤーは前代未聞、いや空前絶後かな。


それがメジャーでも…というのが、本来の意味での異次元といった感を深める。


野球ファンで、つくづく良かったとおもう。


およそ60年観ている。


金田・中西・稲尾・杉浦・南海時代のノムさんを憶えている。


阪神タイガースの村山投手がプレイング・マネージャーで年間防御率0・98を達成、O N砲でもなかなか攻略出来なかった、なんてことも…


1970年のことで、村山さんと投げ合いになることの多かった堀内恒夫投手は、この年は本気度が高かったのか、防御率を2点台前半に抑えている。


1970年は、大阪万博・よど号ハイジャック・光化学スモッグ初発生・三島由紀夫自決事件だけではないのだ。


いま、アスリートが羨ましいと感じている藝能人が少なくないだろう。


いろいろな外野からの雑音を日日の成果によって捩じ伏せてしまうのだから。


藝能の民びとたちもそうした存在なのだが、世間様がご清潔でご誠実になったから若いころの唐十郎さんのようなありかたは高度成長期の夢幻と化した。


しかし、


お酒?呑みません。

タバコ?吸いません。

ギャンブル?いたしません。


という野球選手はいまやメインストリームである。


大谷翔平さんが、コンプライアンスとガバナンス時勢を体現する、つまり時代の風に合ったスーパースタアであることは間違いない。


野球に対しての煩悩は百八つ、あとはまず無頓着というのは、他者に迷惑かけないにしても、度はずれた変人なんだけどね。


いつか、落合博満さんが、


「大谷は趣味・野球なんでしょ?」


と呆れた顔していたのがかなり可笑しかった。


オレ流のお株を大谷さんに奪われたわけですから…