フライフィッシャーマンにとって最初に行う事はフライをティペットに結ぶとかは別として先ずはキャスティングでしょう…そのキャスティングに於いて事前にどれだけのリーダーティペットの長さとかどんなタイプのフライを使うか色々考え方はあるものでこれを理論武装するともうキリがないものでしょうか…どんな釣り方が自分にとって納得出来るのか?それぞれのスタイルで納得出来る釣りを目指せば釣れた時の満足度は違うものでしょうか…

半世紀近く昔と違い米代水系白神水系では天然の美しい尺ヤマメや特大イワナは激減した…その理由としては乱獲の他に温暖化やゲリラ豪雨等々…もうどうしようも出来ないものでしょう…かろうじて生存している天然尺ヤマメ…これを真瀬川や藤琴川で釣り上げる事はもう至難の技でしょうか…何故に至難の技なのか…それは成魚放流してないからである…本来ヤマメとはサクラマスの稚魚が川に残ったものでしょう…殆どのサクラマスの稚魚は海に下る訳だから数年後に米代川を遡上してくる訳です…それでも昔はフライで釣ることの出来ない場所でルアーで特大ヤマメを釣っていた人もいたものだった…かなりの量の天然尺ヤマメがそれなりにいたものだった…

それはそれとして今の厳しい時代に天然の美しい尺ヤマメや大型イワナをつるにはそれなりの川の読み方やキャスティングの方法等あるものでしょう…割愛するがその為に超長いリーダーティペットとか…それはそれで満足出来れば良いものでしょう…自分は別として秋田の古くからのフライマンはとてもキャスティングやプレゼンテーションが素晴らしい人が多かったもので噂には聞いていたし当然フライフィッシングのクラブとか会があったものでしょう…今もあるのかはわからないです…自分の場合はかなり昔の東京のプロフェッショナルフライマンからフライフィッシングの手ほどきを受けたのであまり地元のフライマンとは面識がないものです…とにかく良い魚を釣り上げたい…その為に沢山苦労しながら技術を磨いたものだった…それは見せる為の芝生の上でのキャスティングではなく野生の尺ヤマメを釣る為のキャスティングやプレゼンテーションを研究したものだった…勿論今でも試行錯誤して如何に良い魚…天然の尺ヤマメを釣るか…これに尽きる訳です…

天然の美しいヤマメが少なくなった今の時代…川に入って釣りをしていても全く釣れる気がしない…こんな事はしょっちゅうあるものです…色んな条件が重なって釣れないものだが突如として魚がフライを捕らえに来る…そんな時もあるものでしょう…焦ってはいけない…それは早合わせをしない事でしょう…天然の良いサイズのヤマメは警戒心が強いのは自分が敢えて言うまでの事でもないでしょう…それを釣る為には正に一撃必殺のキャスティングが求められるものでしょうか…一撃必殺と言うからには言葉通り一投目で最高のプレゼンテーションを決める事になるものです…そのやり方の説明は割愛しますがゲストのフライフィッシャーにはサービスとして実際に実演しているものです…

昔からのベテランフライマンはどういう所に大きな野生の魚がついているかはある程度理解しているものです…要はフライを流し辛い場所に一発でフライをプレゼンテーションさせる…その為には長すぎるリーダーと手首チョコチョコのキャスティングでは物理的に難しいものでしょうか…少なくとも自分には出来ないやり方でもある訳です…木の枝が被さった場所や流れが複雑な水面等々自然渓流は多様な状況があるものでしょう…
一撃必殺のキャスティングテクニック…それを駆使する事が出来れば釣れない魚が突如としてフライを捕らえにくるものでしょうか…大きな野生の魚を川底から引きずり出す…それが出来れば満足して帰路についた時愛車のハンドル捌きが軽快になるものでしょうか…