ムシッテク周辺は最近、毎日のように天気が急変します。晴れているのに突然雨が降り出したり、雷が鳴り響いたり……。ザーッと降って10分ほどで止む。1日に2回も3回も天気が変わることもあります。近くに住む職員によると、「なにしろ、近くにアメダっていう地名があるくらいだから。雨と田んぼの田で雨田。雨はよく降るよ~。それに雨と田を縦にくっつけりゃ雷でしょ! カミナリも多いよ~。ワッハッハ」だって。マジか⁈
こんにちは。久ぶり登場のSです。天気の話はさておき、夏休みもソロソロ終了。皆さんいい思い出はできましたか? 私は夏休み期間中、大半がフィールド担当で真っ黒に日焼けしました。で、最も印象に残ったプログラムといえば、コレ↓↓↓
今年新登場の「ガサガサ探検隊」(7月27、28日実施)です。福島虫の会の協力で初めて実現しました。ムシテック近くの小川に出かけて、網を使って小川の底を「ガサガサ」「ザクザク」、水の中の生き物を探します。いったい何いたのかな? それにしても、先生の網は大きいなぁ。
「何かいたぁ」。「お父さん、こっち来て~」
あちこちからちびっ子の声が上がります。長靴の中に水が入ってもへっちゃら。子供も大人も夢中で生き物探し。石の下にも隠れていないかな? よ~く、探してね。
捕れた生き物をエコハウスに持ち帰ってチェックします。名前を知らない生き物は、虫の会の先生が丁寧におしえてくれます。
「この小川には、水がきれいな場所にしかいない指標生物が3、4種いました。カワゲラ、サワガニ、ヘビトンボなどです。小川の水は予想以上にきれいといっていいでしょう」(福島虫の会・吉井重幸先生)
ミズカマキリもいました。サワガニを見たのは何年振りか知らん。ホタルの幼虫が大好きな食べ物・カワニナや、異様に手足が長いヤゴはコオニヤンマのヤゴなんだって。勉強になるなぁ。
夏の強い日差しの下、ちびっ子たちもいい思い出になったはず。来年も是非、実施できるといいね。