根気が必要ーー。オオクワガタの幼虫を1年間育てる! | ムシテックのブログ

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先日の日曜日、30歳になる娘から父の日のプレゼントが宅配便で

届きました。東京・渋谷界隈での売れ筋グッズの詰め合わせでし

た。その中に、なんとオニヤンマが!

大きさといい色合いといい、本物そっくり。もちろん、模型です。

帽子などにつけているだけで、虫よけ効果を発揮する“世界初の虫よけグッズ”だとか。

ムシテックの講座中は使えないので、畑作業や田んぼの草刈りの時に使ってみたいと思います。ほぼ1週間のご無沙汰でした、ブログ新人Sです。

 

さて、先週の土日に、あっという間に電話予約が満員になる人気講座、「オオクワガタ幼虫飼育講座」が実施されました。

「なんでこの時期に?」と首をかしげる方もいらっしゃるはず。そう、もうすぐ7月。普段ならクワガタがサナギから成虫になる季節だからです。

つまり……。今回の講座は普段のそれとは大きく違いました。

幼虫は4、5月生まれのため、まだ2齢から3齢になったばかり。体の大きさはいつもよりひと回り小さい! 大阪の元木弘英さんから、「今回は長い期間、世話をして育てて頂きたい」と送っていただきました。元木さん、いつもありがとうございます。

 サナギまであと半年ほどかかりそうですが、気温の関係で冬に蛹化はしません。冬を越して春、そして夏まで約1年間、じっくり育てることになります。マット交換もあと2~3回はあるわけで、いつもの幼虫飼育講座より、かなり根気が必要なのです。

「えっ? 1年間も世話するの?」「夏に成虫になるんじゃないの?」

お客様から様々な驚きの声が飛びます。

 

世話をする期間は長くなるものの、新しいマット作りの手順はほぼ同じ。講座は淡々と進みます。土にまみれる親子、メモを取るお母さん、皆さん真剣そのもの。来年夏まで家族で協力して育ててください。

参考までに、本講座は7月8日、9日にも開催予定(6月20日現在どちらも満席)です。

 

※また、水生生物コーナーで6月21日、タガメの卵がかえりました。たくさんの「ちびタガメ」たち、来館の際はぜひご覧ください。