当館にはガラスをつかったものづくりプログラム(七宝焼き、トンボ玉、ガラスアクセサリーなど)があります。
これから紹介するのは、ガラスをつくるプログラムです。
本日まで実施している『色ガラスつくり』です。
私たちは、ガラスに囲まれて、ガラスをつかって生活しています。
しかし、そのガラスが何からどのように作られているのかは、ほとんど
気にしていません。
このプログラムでは、参加したみなさんが実際に色とりどりのガラスを
つくります。
はじめに、どんな色にするかをきめて、必要な金属塩を受け取ります。
乳鉢の中で、ガラスの原料を混ぜ合わせます。
乳棒で、よ~く混ぜます。
お子さんたちが大活躍です。
ここで、この後の作業工程について、説明をしっかり聞きます。
普段の生活ではほとんど見ない道具の使い方の説明もあります。
いよいよガラスの材料を加熱する作業にとりかかります。
乳鉢の中の材料を、紙コップを経由してルツボに入れます。
そして、強力バーナーとマッフルをつかって材料を融かします。
しっかり融けたら、ルツボばさみで取り出します。
金属皿にドロドロのガラスを流し込みます。
このあと、マッフルで蓋をして、ゆっくりと冷却します。
その後、徐冷材の中にいれて、さらに冷却します。
そろそろ、冷えたようです。
直接、手で持つことができます。
どんなのが、できたかな?
期待と不安が・・・。
できました~。
5粒のガラスを綺麗にならべてみました。
雪だるまと、あのキャラクターかな?
できあがったガラスは、もちろん持ち帰ります。
お家でできる実験もあるので、しばらくはガラス使った科学を
楽しめそうです。