今年もススキの季節になりました。
ススキといえば、お月見。中秋の名月ですね。
西の地平線が夕陽にそまる頃。
ムシテックの上に月が昇ってきました。
まだ、木々の陰です。
10分ほど待っていると、月はすっかり昇ってきました。、
その頃、エコハウスの脇にあるビオトープ(池)に行くと、
矢印の先に、木星が見えています。
ここでは、月はまだ木の陰です。
月が木の陰から顔を出すと、ビオトープにも月が映ります。
そよ風で水面がゆれて、月がいびつです。
いびつでも、うっすらと月面の陰影がわかります。
水面の月は、上下が反転しています。
望遠レンズで月を写しました。
月面の模様がはっきりと見えます。
今年の中秋の名月は、天気に恵まれました。
そして、お月見といったら「月見団子」ですね。
関東地方では、三方に載った白い団子(あの一般的なタイプ)。
ここ福島県(会津)では、団子汁。
静岡では、へそもち(平たくて真ん中がくぼんでいる)。
名古屋、京都、姫路、高知では里芋型 または きぬかつぎ型。
福岡では、団子ではなくほんものの里芋。
米子では白玉とカボチャ。
岡山では串団子。
(以上、古屋昌美さん(枚方市野外活動センター 天文ボランティア)
による「全国お月見団子調査2020-2021」より)
日本各地には、さまざまな月見団子があるんですね。
さらに、ここ福島県の中通り南部には「月見どろぼう」という風習が
残っています。
子どもたちが地域の家々をまわって、だんごやお菓子をもらいます。
まるで、ハロウィン(?)のようです。
外に置いてあれば、だまってもらっていいんです。
(だから、泥棒というそうです)
みなさんがお住まいの地域には、お月見の時にどんな風習がありますか?