今月17日(木)、岩瀬中学校(須賀川市)1年生のみなさんが来館し、
子どもから大人まで誰がやっても楽しい探究活動のような実験
『タマゴをまもろう』を体験しました。
タマゴを入れた紙製の装置を、およそ11m の高さから落とします。
グループで討論・試行錯誤してタマゴが割れないような装置をつくる
講座です。
活動時間は2時間。
はじめに、担当からの説明を聞きます。
ルールは簡単。これだけです。
A3版のケント紙1枚のみで装置を作ります。
どんな装置にするか、みんなで相談します。
これまでの人生経験をかけて、意見を交わします。
そして、それぞれが考えた装置を図面に起こします。
班員それぞれが装置を作ります。
少しづつ形になってきました。
各班の落下装置(代表)が決まり、それぞれの班から代表装置に
ついてのミニ・プレゼンテーションをします。
いよいよ1回目の実験です。
この日は、とても風が強かったので、実験場所をサイエンスロードから
エントランスホールに変更しました。
1回目の実験では、9班中、2つの班のタマゴが割れずに成功
しました。
次に、1回目の反省を活かし、班員全員の力を合わせて2回目の
装置を作りました。
2回目の装置について、改善したこと・工夫したことを発表しました。
各班の自信作をつかって、2回目の実験です。
2回目は、9班中5つの班が成功しました。
生徒のみなさんの工夫と努力が、地球の重力に勝った?
この活動の直前に 『昆虫・飛翔の秘密』 という映像を視聴して
いたのが役立ったかもしれませんね。
この実験の原型は、アメリカで生まれた『エッグドロップ実験』です。
今や、世界中で行われている探究活動です。
当館の『タマゴをまもろう』は、週末の一般講座でも実施しています。
みなさんも、挑戦してみませんか?