ビオトープメンテナンス | ムシテックのブログ

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~お知らせ~

台風19号の被害のため、通行止め箇所があります。

【近隣の通行止め区間】

・県道138号線(須賀川市和田~小作田)

・県道372号線(須賀川市塩田洞川岸~下小山田)

その他、通行止め区間があるかもしれません。

交通情報をご確認のうえ、お気をつけてお越しください。

国道4号線、49号線、福島空港へのアクセス道路は通行可能です。

 

 

 

ここは、みなさんご存じのエコハウス脇にあるビオトープ(池)。

自然観察プログラム『水の中の生き物さがし』等を実施します。

 

先週から、池の水を少しずつ抜いていました。

これは、11月20日に撮影しました。

エコハウスを支える脚部には、いつもの水位の痕が見られます。

水面がいつもより低くなっていますね。

 

そして昨日(11月23日)小雨の中、ビオトープのメンテナンスが

始まりました。

池の水を抜いて池の中をきれいにするとともに、どんな生物が

いるか確認します。

 

ところで、これ(下)を見たことありますか? 水中ポンプです。

排水したり、井戸の水をくみ上げたりするときに使います。

ピストンによる減圧で水を吸い上げる形式(ストローでジュースを飲むのと同じ)のポンプは揚水高に限界(8mほど)がありますが、水中ポンプは、水を押し上げるので10m以上の高さでもくみ上げることができる優れものです。

この水中ポンプを使って、ビオトープの水を抜きました。

池の中に延びているホースの先に水中ポンプがついています。

 

池の水位が下がったところで、池の底にたまった泥を掻き出します。

これが重いんです。その上、匂いがきつい。

作業が進むにつれ、全身にその匂いが付いてしまいます。

 

この頃になると、すっかり水位が下がっています。

エコハウスの下には水がありません。

 

オーバーフロー防止のための排水升升ますがすっかり顔を出しました。

 

 

浅くなった池の中央では、福島虫の会の吉井さんらが生き物を

捕獲・調査しています。

 

いろいろな生き物が捕れましたが、目立ったのはこれ。

全部で209匹いました。多すぎて判りにくい。

 

一部を大きく撮影すると、

そうです。ウシガエルのオタマジャクシです。

池の生き物を食べつくす外来種です。この機会に一斉に駆除します。

 

本日もビオトープメンテナンスを実施予定です。

ご来館の際には、どうぞ見学してください。

普段は見られない光景がひろがっています。

でも、匂いにはご注意くださいね。

待ってま~~す。