昨日は、地域情報紙「だいすき」の取材で4名のすてきなお姉さんたちがいらっしゃいました。
最初になぜだろうランド(展示場)をご案内しました。
担当は春日麻里さんと村山恵さんのお二人です。
後ろにいるのが「サカダチゴミムシダマシ」(もちろんつくりものです)
この虫は灼熱の砂漠地帯という過酷な環境に適応して生きるすごい奴です。
夕方の涼しい時間になると動きを止め、お尻を持ち上げてずっと朝までじっとしています。それは?
わずかに発生する霧から水分(水蒸気)を体中に付けるためです。 どうして?
朝方になると気温がぐっと下がりますね。すると、水蒸気は冷えると水に変化します。
そしてお尻→背中→頭→口という順に下がってようやく貴重な水分を得ることができるのです。
その量、ほんの一滴。でも、この水で翌日の炎天下の中でも耐えられるというわけです。
じっと耐え、たくましく生きる「サカダチゴミムシダマシ」、なんだか今のふくしまと重なります。
棚倉町からお二人のモデルさんがいらっしゃいました。十文字真梨子さんと鈴木 綾さんです。
「コノハツユムシ」という葉っぱによく似たバッタをバックにハイチーズ!
ここでちょっとびっくりさせたいなと、「蚊」のコーナーへ。
穴の中に手を入れると? 不気味な羽音ともに「蚊」が近づいてきて…。 ぷしゅっ
もちろん疑似体験。空気が出るだけですが、知らない方はほとんどビックリします。
ちなみに「蚊」はメスだけが血を吸うのです。 (産卵のための栄養として)
じゃ、オスは?
実は、オスは朝露や花の蜜を吸っていて、人間の血は吸わないそうです。
なのに? オスもメスと一緒で人間に見つかるとすぐに パチン!
何の罪も無いのに…。 悲しい運命です。
さて、これまでこの「ムシテックのブログ」で紹介してきた繭玉コレクションのコーナーをご案内しました。
7月からは実際にカイコの生態展示を予定しています。9月までの3ヶ月、毎月3,000匹のカイコをどうぞお楽しみ下さい。成長が早いので、「自由研究」にもぴったりです。
エントランスでは液体窒素の実験ショーにも参加していただきました。
窒素ガスをためた筒の中で降る「ドライアイスの雪?」神秘的ですね。
本日の取材写真からとっておきの1枚が、5/1(日)発行の「だいすき」で表紙に掲載されます。
どうぞご覧下さいね。私たちも楽しみにしています。ありがとうございました。(酒)