型 | トンボの日記

トンボの日記

ある日っ紙芝居師が臨死体験すると占い師になったとさっ!


 もう一昔前、絵本の読み聞かせボランティアをやっていた時に、読み方を追求していた。

ある本に「読み方はなく、それを何回も何回も練習すれば、自ずとその作品にあった読み方が出来上がる」と書かれていた。

それを徹底的に声出しで練習するとこうかなとか、こうじゃないとかで本当に仕上がってくる。

感性と違和感が大事になってくる。もちろんこれは個人練習だから本番でどうなるかは分からない。
練習と実践は全然違うし、練習が足りなければ実践で力は出せないし、実践で力が出なかったら練習のやり方が違ったのだと堂々巡りになる。

常に主観と客観の立場の入れ替わりだ。

混乱すれば迷ってしまう。

だから型(カタチ)がいる。

迷えば最初の型に戻ればいいのだ。

何はともあれ自問自答は続くのだからそれを放棄したものは一切いらないという事だ。