令和 | トンボの日記

トンボの日記

ある日っ紙芝居師が臨死体験すると占い師になったとさっ!

2019.4.1

 

 新年号が発表されました。

令和という響きが美しく思いました。

終わりも始まりもきっとありません。

けれど自分の中の区切りとしての終わりや始まりはあって、丁度自分の生まれ月の春に重なりました。

 

 

 さて今日の現場で使った紙芝居はクイズと「鶯と蛙」という紙芝居でした。
今から約10年前ぐらいに絵本の読み聞かせボランティアの活動に嵌って、その頃からこの施設で各月に活動させてもらっていました。 
絵本の読み聞かせの活動を自分で出来ないか?と思い始めたのが紙芝居でした。この施設でデビューさせてもらったのを思い出します。
8年前に「紙芝居師キオナ」として活動をスタートさせてもらいました。

 

 

 さて日曜日の4月7日には自分にとって紙芝居で大きな大きな舞台があります。
何をもってプロと言っていいかわかりませんが、僕自身紙芝居でプロだった時期もありました。

今はセミプロに降格しても細々と活動を続けています。
2011年から「紙芝居師キオナ」と名乗って活動してきましたが、一旦この2019年4月7日で活動を終えます。
終えると言っても改名するという意味で続けてはいきます。
この8年間は一言で言えば色々なものを「ぶち壊してきた」8年だったと思います。
それは全部、自分の責。でもそれで良かった。嘘はなかったと思う。それらの経験が全部自分の礎になった。全部宝物である。

 

 その集大成が2015年に倒れてからの臨死体験だったと思う。
あの日から自分の中で何かが変わった。
その頃からもう紙芝居に興味がなくなった。本当に辞めようと思った。
けれど信念には「生まれ故郷の道成寺を紙芝居で創るまで辞めない」という志はあるし、ワークショップが何よりも今は楽しい。
何よりも絵と離れたくないし、絵を通して語るというコミュニケーションから離れたくなくなっている。
8年の区切りとして、たまたま新年号にもなるし、今年が本厄だし、紙芝居はやめませんが、また新しいジャンルにも飛び込もうとしています。
4月7日以降から改名し今まで通り細々と続けていきます。