焼鳥家
- 18:00 - 22:00(L.O. 料理21:00)
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定休日 日曜
今回は前段なしで入店。
葛島の名店です。名高いよ。
お、付き出しはオデン?
コンニャクが艶めかしい歯応え、マーメイドの活け作りみたいで、チュルンとした吐息漏らしました。
いきなりビールが進んじゃうなー。
焼鳥はどうしよう、よし!
皮串430円と砂ズリ430円とハツ串430円で!
2串ずつだから、割とこれでそれなりの量かも?
基本に忠実。焼き鳥屋さんでは焼き鳥を。まずはね。
めにゅー。
鳥焼き系以外にも、居酒屋ぽいやつ多数。
陣立てが悩むやつですね。
焼きそばに唐揚げ、B級の魔物が棲んでいそうです。
キャベツ出てきました・・・・頼んでませんけど?
するとマスターが、「あちらのお客様からです」振り向くとそこには・・・・。
なんてことはなく、串頼んだ際のオプションというかサービスみたいです。
食物繊維バンザイ!
【ハツ串】
心臓デッカイ!
捧げられる価値のあるハツだと、テスカポリトカ思うわけ。
重たいのに脈動しそうです。逆光まで感じます。
歯ごたえ&塩胡椒濃いめ、高尚さを蹴っ飛ばしたみたいな濃縮旨さ。
麦酒が乾される乾される…やばいやばい。
【皮串】
甘い、ムシマルとしては意外に、お店としては必然にハラハラと、脆いくらいに甘い。
いや、俺の串なおさん級。
柔らかさだけでなく、パリパリしていることと、タレの甘さが唯我独尊マイウェイを行く旨さ。
ここの皮串は、夢に出る甘さと美味しさ。
夢に見る姿の良さと三重四重の肉重ね。
肉皮のレギオンに蹂躙されていく・・・・飽きがこなければこれだけ10本でもよいかも。
【砂ズリ】
塩気が強い!
強さに負けない、強さが鋼!
あーー強い子に育った。ハマーン様もお喜びである。
天使の誘惑と悪魔の信念があります、そのはざまで肉を味わいビールを飲むムシマル。
ここは紳士らしく、微笑んでいよう。
皮串からの砂ズリ塩気は、目覚めるしニンニク強さに気づいたし寒暖差(しょっぱさと甘さ)で災厄を消し去りそう。
串を終えた・・・。
もう一品!もう一品!
アタリは付けていた!
メニューにオムライス、ある!
しかも、けっこう注文出ているみたいです!
後ろテーブルのところにもおまたせしましたーって置かれていました。
たまらん!ムシマルも頼む!
あと、日本酒の銘鶴を、土佐鶴系のお酒らしい。
あ、小さく甘くて、砂ズリとともに消えゆく言うまでもなく旨さあります。
待ち時間はキャベツが旨い。
来たオムライスがこれってわけさ。
そしてこちらが魔法のように別腹。
たまごふっくら、チキンライスがこってり、
このチキンライスがクセになります、中毒性があります。
たまご、鶏、バター、ケチャップ。
鼻が通勤時間帯の池袋ホーム(想像)くらい満員です。
何もかもが濃いの中にある。
ドカベンオールスターくらい濃いものがまとまってチームプレーしている。
オムライスから提示された旨みには耐えることができなかった。
かっこみ&ラン&ガン!
それらの米粒も、タマゴ皮も、ムシマルの思い出とともに、
地球上のすべての大気に飛散し、拡散し、消散して、、今はもうない。
ごちそうさまでした。