うどん屋さんで微妙い時間の呑み計画。
現在、15時すぎ。
迷うし惑うよね、そう、しるべがなければ!
ここです!
やわらかな、いや、しっかりしたうどんを枕に酔いたいだろう?
たも屋さん、この店は高知県で、おそらくは唯一ビールや骨付き鶏を提供し夜までやっているお店です。
たのもう。
骨付き鶏ください。親鶏で。
お、お客様。今から骨付き鶏を頼まれると、20分~30分かかりますが、よろ
かまわない!平気だい!
わかりました。
今から作り始めます。ここで食べていかれますか?
ハイ・ボルテージ!間違えました。はい。
で、うどんを・・・かけの中サイズください。
(冷やしを頼むつもりでしたが、冷やしは+50円くらい差額あります。)
熱量あって50円安いなら、ぬくい方だな。
で、頼んで受け取り、薬味を入れたり揚げ物トッピングを取ったり。
メンチカツを選んでしまうまた無軌道なムシマルです。
前払いお会計。あ、瓶ビール、ください。
カウンター席、というか壁向かい連座席に座る。
おつゆひったひたでいただくメンチカツは美味い。
生姜薬味がかぶさったメンチカツは美味い。
ダシがだぶだぶと肉を旨み漬けにしました。もう手遅れなくらい浸っています。
味噌カツラーメンを置く環境だと、ひたひた癖が発露しやすいのかもな。
後ろの席の親子客のお子が「おうどんおいしいなー♪」って歌うように誉めている。いただきますもちゃんと言う出来たお子じゃった。
ダシが素直な、しかも躍動するダシ。
帝釈天の産湯がこれになってもきっと、ラララララ。
啜る。
さらにかき揚げも取ってきていたのです。
揚げ物のジューシーさ、野菜の甘さが絡みあい絡みあって滝廉太郎作曲みたいな素朴な鬼才現れる。
ああ、メンチカツはやはりうどん具の本道ではない。道を踏み外した味。踏み外すほどうまいもの。
【骨付き鶏】990円
30分かかるかもねと言われながら20分かからずに来ました。
キャベツ付き、たしか肉脂汁を付けて食べたような違ったような。
肉🍗。
あ、熱い。カタい。
だがそれが良い!
旨みギッシリ東京砂漠、ああ、顎力があれば、もう辛くはないわ。
しょっぱさもむしろおビールの前の快楽。
けっこう塩気つよつよです。キャベツを美味しくさせる引き立て役な旨み。
本能は煩悩は言う。止めておけと。
理性が応える、ハイ・ボルテージにこうまでなってしまったら、行くところまでいかないと
がざぎじ。
鳥界に属しながらスペアリブの魔法がかかっています。
ひとたび鶏に産まれて、牛後となるなかれな強さ、むくつけき豚肉をしのぎかねません。
ああ、脳が焼き付けられました。
高知国讃岐領にあるがごとしです。
2400円くらいで得がたいやりきり。
うまかった。