2軒目いきたいぜ室戸の夜！
ヤンガーブラザーも付いていくぜ、っていうことになったため
ふらふら歩きながら居酒屋探索をすることに。
千太郎？やってるかな？不明。
馬なんとかさん、「本日は貸し切りです」・・・うう。
うーん、室戸は夜が早いのか・・・あ！
『満月』さん。
入ってみる。
OKでした。
ご夫婦でやられている地元民愛され系っぽい。
お店にはすでに二組、常連客が気炎吐いておられる。
メニューを見る・・・うむう、日本酒はあるけれどあんまり種類がない。
でも食べ物がサイコーいっぱいあります！
メニューは多種多様。
室戸名産取り揃えっていうよりはお客さんの要望あれば何でも作りますよ系か。
煩悩の数ある。
お寿司に焼き物炒め物揚げ物、肉さかな野菜干物となんでもござれ。
パンナコッタあるぅぅぅぅぅ！400円。
どうしようかでとりあえずドリンク。日本酒を。弟はウーロン茶。
うーーん、揚げ物系が多いですね、多いというか目立ちます。
揚げ物は、食べきれないかもしれませんね。
一軒目で食べ食べやってしまいました。
なので、注文権を弟に委ねました。
他人の感性だと、自分じゃ頼まないようなやつが来て楽しい。
鉄干なんとかっていうのがあって、鉄を干しているのか？なんだ？っていう話になりました。
翌日、宿の方が教えてくれました。
サメのふかの干したやつを鉄干しとしてよく食べるそうな。
室戸名物だったのか、頼めばよかったな。
【アンコウ肝】
へー、渋いチョイス、そして酒に合うチョイスだな‥‥。
旨い！
これはなかなかやってます。
ちゃんとしたムースみたいにコッテリだけどくどくない、でもでも酒にはふさわしいお料理です。
きめ細やか。
ああ、舌が一番鋭敏になる美味しさ。後から風味を感じ鼻腔に肝のクセが襲ってきます。返り討ち、という名の迎え酒。
揺さぶられて励まされて笑うような酒に変わります。
当たりです。
【川海老揚げ】
塩気とパリパリ感が、何度も笑える味。
量も思ったよりも多くて、初手に川海老揚げはバーバリアンの弾みがつきます。
噛んじゃうんだ、次を次々と。
なるほどスナック感覚でいける、食の軍師の才能ありますね、マイブラザーチョイス！
【牡蠣のバター炒め】
ムシマルチョイス。
牡蠣をバターで炒める・・・何も起こらぬはずがなく・・・。
あ、とろとろ。
バターにまるで、負けたみたいじゃねえか‥‥。
そんな姿、見たくねえぜ、立ち上がってくれよ。
いや、横たわっているように見せて、この柔らかい大きさ、モハメドアリ戦の猪木選手！
・・・っていう文章を飲食当時（2023/02）書いたみたいなのですが振り返って何これ？
うっわ、口の中でとろけて、沸騰の連鎖を起こしそう。
ーーー牡蠣というものは美しい。
そもそも海のミルクを乳製品であるバターで炒めちゃうなんて、ダメだよダメ。
要素の渋滞だよってって思っていたけれど、むしろ重篤に中身がふやふや。
旨いけれど、芯まで溶けて、お酒に合うかは、もうわからん。
辛めのお酒に合うかも。
牡蠣に付け合わせられていたタケノコの天ぷらが、煮込んでから揚げたやつで、おいしかった。
しみじみと良いなこれ。
お腹がたってしまいます。
タマゴサラダロール揚げとか自家製クリームコロッケとか、鯨すき煮とかあって・・・胃袋がリセットされていたら攻めた。
だけど胃袋にリセットボタンは無いんだ。無いんだよ。・・・なかったんだ。
そんなムシマルが頼んでしまった最後の締め一品。
【パンナコッタ】400円。
どうしても気になって頼んでしまった。
そして、忘れようもなくなった。
居酒屋のパンナコッタランキング堂々の一位！二位があるかもわからない！
いちごスライスまで乗っていて、ボリュームがあります。
美味い、酒呑み向けか、甘さはそこまで尖らせてなくてふわふわとして綻びます。
乳製品の持つ酸味も緩やかにあって、なお甘さが胃袋に降り積もるような感じです。
お会計、二人で2500円くらい。
お安い。ぶらぼー。ぼんばいえ。
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