チンゲンサイwww
料理した後の芯を捨てようとしたら
「育てる!!」
というので水につけてみた。
葉っぱ3枚ぐらい出てきたww
豆苗とかカイワレのようにはいきませんが、
味噌汁の具の一部にでもしようと思いますw
けっこうよく知られている話ですが、モンゴルは恐竜も有名です。
南部のゴビ砂漠で化石がよく出るそうです。
で、その化石を置いてある博物館がモンゴルにあるというので
これは恐竜ボーイとしては行かねばなるまい!と思っていたら、
今改装のため閉館しているらしい。
しかも3年ぐらいずっと閉まっていて、再開する気があるのかどうかも怪しいらしい。
残念!
と思ったら、その中から一部超有名な化石だけを集めたミニ博物館が
ショッピングモール「Hunnu Mall」にあるということで、連れて行ってもらった。
博物館の名前は英語で「mongolian academy of sciences institute of paleontology and geology」と長い。
要は「地理と古生物学の科学博物館」的な感じの名前。
モールの一角にひっそりとあり、人もほとんど入っていない様子。
値段は大人一人150円ぐらい、子供半額。
カメラの持ち込みの方が高くて250円。
この旅行、モンゴル人はほぼモンゴル語しか話せず、
ガイドさんがいないと何言ってるのかサッパリ分からなかったわけですが、
この恐竜博物館だけは違った。
なぜかというと、ここのところ昆虫ボーイだった息子でしたが、
久しぶりに恐竜ボーイ復活して超解説してくれたからですww
ガイドさんも知らない細かい恐竜の名前の日本語も息子なら完璧だw
ここにはあの有名な戦っている最中に化石になったという
プロトケラトプスとヴェロキラプトルの化石のオリジナルがあり、
息子が大興奮しながらその戦闘を実況してくれた。
↓これ!(たまにテレビでやってる)
噛み付いている様子は左下の解説図を見ると分かる。
あとはオビラプトルの卵化石もあった。
オビラプトルというのは卵と一緒に発見されたので
卵を食べにきたと勘違いされ『卵どろぼう』の意味の名前をつけられてしまったが、
後にその卵は自分の卵で、暖めていたことが分かったという不運な恐竜だ。
恐竜ファンとしては垂涎モノのお宝だ。
さらにはテリジノサウルスの腕の化石(コレもテレビに出ていた)もある。
これは長い腕にアイアンクロー的な鋭い爪がついているという攻撃力の高そうな恐竜で、
密かに小学生男子のファンも多い。
さらにさらに極めつけには、
今国立科学博物館でやっている恐竜博のメイン展示の
「デイノケイルス」もここから貸しているものだった。
マジか!!
結局最後まで我が家の他には誰も客が来なかったような小さい博物館に、
ムスコ超興奮レベルの恐竜化石がぎゅうぎゅうに詰まっていた。
見るもの全部が有名な化石で、彼の興奮がもうやばいレベル。
馬に乗って大満足で終わると思っていたら、
最後の最後にまたこんなデカいイベントが待っていたとは夢にも思っていなかった。
すげえよ!!!
すげえよモンゴル!!!
息子は10万円でゲルを買って住む気まんまんになっている。
モンゴル旅行のさらに続きです。
引き続き乗馬三昧の毎日。
2日目はいきなり4時間の乗馬。
ゲルから亀石と言われる有名な石(というか岩?)まで馬で行く。
その辺は草原だけでなく岩山もあったりして景色もとてもキレイ。
山というか丘レベルの坂を超えて行くんですが、
上りではなく下りがけっこう怖いことを知りました。(ゾウに乗ったときもそうだった)
帰り道の最後には、
本気じゃないけど駆け足も体験させてくれた。
競馬みたいに両足揃えて走るやつ。
もちろん速さは全然違うけれども。
はえーー!!
と必死で捕まっていたら膝がガクガクになりました。
最終日には調子に乗ってさらに早くしてもらったら、
馬がコケて落ちそうになって笑われた。
うぉい!!
でもこのいいかげんな自己責任な感じがモンゴルw
遊牧民宅にいた2歳の男の子は
最終日にはすっかり慣れてくれて、
私の足に絡み付いてきたり、
ズボンのポケットにゴミを入れてきて
キャッキャと笑いながら逃げるぐらいになったw
かわいい。
でも息子が軽く嫉妬して追い払ってしまった。
このモンゴルの草原、たいていの場所は牛や馬が放牧されて草を食べているので
短くキレイに刈りそろえられた芝という感じなんですが、
ホテルの敷地や寺院などは動物立ち入り禁止にしているので草が伸びて花が咲いている。
この野草の花がかわいい。
ワレモコウを中心に、黄色や青や紫の花が咲いている。
日本とは違った色の組み合わせで面白い。
↑がワレモコウ。
この野原からは虫の鳴き声らしき音がめっちゃするので
息子と探しに行ったら全部バッタだった。
ものすごい音を立てて飛ぶやつとか、
小さいくせに音だけはうるさいやつとか、
羽を広げると裏が赤いやつとかがいる。
捕まえると茶色い液体を出して嫌がらせをしてくるところは日本と一緒。
あとはこんな謎の虫もいた。
なにこのつんつるてん感ww
羽そんなに小さくていいの?これ役に立ってるの?
そして最後に恐怖のゴジョ。
キリギリスというかコオロギの仲間っぽい見た目で、
とにかくでかい。(息子のにぎりこぶしに匹敵する)
噛まれたら痛そうなのでビビって遠巻きに眺めていましたが、
基本噛むことはないとガイドさんに言われた。
いやそれでもさすがに怖いって。
草原での最終日はラクダとヤクに乗り、満足してウランバートルへ戻りました。
ウランバートルでは最後に一つ大イベントがあるのでもう一回続きます。
前回の続きのモンゴル旅行です。
今回の主な目的は「乗馬」だったので、
3日連続で馬にガッツリ乗るプランにしました。
その1回目は初日の昼食後。
まず遊牧民宅でその日作ったヨーグルトやチーズをご馳走になり、
(娘は全部完食したが息子はどうしても食べなかった)
ヘルメットとブーツ?的なものをつけて、
ホンモノの遊牧民の子が馬に乗って引いてくれる。
ホンモノの遊牧民と言ってもまあ最近はトラックに馬を乗せて移動するらしいし、
観光客には慣れている。
丸坊主で目がくりくりした遊牧民の2歳の子が、
お母さんの陰から覗いてくるのがかわいい。
馬に乗る前に注意事項の説明がある。
・馬の後ろには決して近づかない(蹴られる)
馬が密集してる中で下馬する時が危ない。
自分の馬には気をつけていても、他の馬の後ろに下りてしまうと蹴られる。
・鐙に足を深く入れすぎない。
万が一落馬した時、馬に引きずられてしまう。
・余計なものを持たない。
特に白いタオルやビニール袋などを落としてしまうと、
馬が驚いて暴れるらしい。
日本の乗馬だと、値段が高いうえに初回から息子(7歳)一人でなんて乗せてくれないと思うんですが、
海外にはよくあることですが基準がテキトーで、ここではフツウにOKだった。
この日は周囲を1時間ぐらいかけてぐるりと回って終了した。
帰りは早足というか、完全に走ってはいないけど馬が一瞬地面から両足離すぐらいの速さにしてくれた。子供達大喜び。
いいね!このテキトーな感じ!さすが海外!
乗馬から戻ると、ちょうど遊牧民に私的な来客があって羊を捌いていた。
彼らの主食は牛乳などから作ったチーズやヨーグルトですが、
来客があるときは肉を食べる。
シメるところは運よく見逃したんですが、
皮を剥いで内臓と肉を分ける過程を見学。
「へーー!」と見ていると
「昨日作ったから飲むか」
的に馬乳酒を勧めてくれ、(翌日飲む予定だったのでラッキー!)
「羊料理もあと1時間ぐらいでできるから食べに来ないか」
とか誘ってくれた。
まじか!!
お礼にビールを何本か持って行ってご馳走になりました。
モンゴルの羊肉は日本のような独特な臭みがなくておいしく、
でかい骨付き1本ずついただきました。
今回の夏休み。
「モンゴルで遊牧民のゲルに泊まって馬にのらへん?」
というダンナの鶴の一声に子供が賛成し、
モンゴル旅行に決定しました。
うちの昆虫姉弟は、もちろん昆虫も好きですが馬もかなり好きなのです。
娘はダンナの実家(田舎の農家)の土地を密かに狙っていてw、
その広い場所で馬を飼いたいらしい。
都会のマンションじゃ無理ですからね。
父が粛々と航空券やらゲルツアーの予約を進めている傍ら
母は娘の塾の宿題とか塾の宿題とか塾の宿題とかでいつも通りいろいろ忙しく、
行きの飛行機内で初めて「地球の歩き方 モンゴル」を開いた。
概要を見てから危険情報をチェックすると、
「犯罪増加中。ひったくりから強盗殺人まで」
とある。まあ、途上国に行くとなると常にこの手の記述はありますからね。
日本感覚ではなく気を引き締めていきましょう。
そして
「非加熱の食べ物や生水を口にしなければA型肝炎やコレラなどを防げる」
コレラか・・・。息子辺りその辺触った手で何か食べたりしそうだな・・・。
さらに
「モンゴルはペスト感染の危険がある世界でも数少ない地域」
ペスト!!!黒死病!!
とどめには
「炭疽感染危険地域もある」
まじかーーい!!
行きの飛行機にしてかなり気分が萎えた母でした。
ダンナに言ったらそんなとこ全く読んでいず、
「ペストかー。こわいな」
で終わった。
まじか!
北京空港のトランジットが3時間遅れというトラブルがありつつも、
何とか無事にウランバートルに到着。
母は着いてから知ったんですが、日本語を話せるモンゴル人ガイドと運転手一人が
ずっと付いてくれる3泊4日の個人ツアーというゴージャスな旅だった。
一番安いのを選んでもそうだったらしい。
(ツアー前後にウランバートルでの2泊は自分達で予約して合計5泊の旅)
そんなこんなでその日はウランバートルのホテルに一泊し、
翌朝から車でテレルジ国立公園へ。
市内をすぎるとすぐに緑の平原が広がり、
牛やら馬やら羊の群れがいて、ぽつりぽつりとゲルがある。
モンゴルのゲルは観光用に建て直されたとかじゃなく現役の家で、
一般の人もフツウによく使ってる。
子供達もうその時点で大喜び。
ガイドさんに質問しまくる。
「馬っていくらで買える?」
「うーん、4万くらいかな」
「牛は?」
「牛も4万くらい」
「じゃあゲルは?」
「ゲルは10万円ぐらい」
「それならぼくゲル買ってここに住む!」
はい、まだ着いてもないうちから『住む』でました。
マレーシアにも住むって言ってたけど。どうするんですかね。
そんなこんなで約2時間でテレルジ国立公園の宿泊場所に着く。
「ゲルリゾート」といった感じで、
形はゲルだけど電気も付くしベッドもトイレもシャワーもある快適な場所だった。
大人だけなら「せっかく来たんだからもっと遊牧民の家とかに泊まろうよ!」
と言いたくなる所だったけど、子供がいるのでもうこういう高級なとこでいいです。
内部はこんな感じ。
作りは全くのゲルですが、床は板張りだし電気はつくしキレイだし、ホテルそのもの。
ちなみにゲルは中央の2本の柱で支えられているんですが、
これは木の床の上に乗っているだけで下まで突き抜けていない。
ここに思いっきり寄りかかったりすると、ゲルそのものが崩れてしまうんだそうだ。
(でもゲルが崩れたところで人は死なない)
続きます。