昆虫大学に感動② | 虫ガールと恐竜ボーイ

虫ガールと恐竜ボーイ

虫をこよなく愛する娘と恐竜を愛する息子の日常を綴った日記です。
だんだん虫に慣れてきた母の写真・絵付き。

前回お邪魔した浅草橋近くの昆虫大学の続きです。

ヘラクレス触り放題ブースの隣には、なんと「昆虫食」のブースがあった。


え?!虫!!食べんの?!?!
普通に売ってて衝撃。


虫なんてテレビのレポーターの食べ物だと思ってた。


しかものぞいてみると、既にけっこう売り切れてしまっていて、
もう竹虫の素揚げかイナゴ入りシリアルか蟻が混ざってるジャムしかなかった。

でかい蛹が乗ってるやつとか、露骨なヤツからなぜか売り切れていくという・・・。
え、それ普通なの?
それともこのイベントに来る人がすごいの・・・??



しばらく眺めていましたが、

「虫なんてぽく絶対に食べない・・・」
と予想外に息子がドン引きだったのでやめようとしたところ、
「食べてみたい・・・」
とボソッと娘。

蟻入りジャムを購入しました。
クラッカーがセット。

分かりにくいですが、ジャムの中の塊がでかいアリです。


この見た目ならまあ食べてもいいか、と母と娘と
なぜかあれだけ引いてた息子と3人で試食。

ダンナは
「えー俺いいわー。あんまり興味わかへんわー。あ、でもみんなが食えないならちょっと食べてもええけど」
と食べたいのか食べたくないのかよく分からない感じだったので
とりあえず無視しました。


蟻はごく自然な歯ごたえでジャムに溶け込んでいて味はあんまり分からず、
ジャムにショウガの味が濃かったので大人的にはおいしいけど子供には辛いという感じでした。
「クラッカーがおいしかった」
というのが娘の感想w

今回ジャムの中の蟻ぐらいなので私も食べれたけど、
セミの素揚げみたいなのとか、ヤママユガの蛹そのものとか、ハチの子のしゃぶしゃぶなんてのもあるらしい。

さ、さすがにそっちはちょっと遠慮したい・・・


隣に虫をラベルに使ったお酒の有料試飲(日本酒飲んだ)と、

さらにその向こうは「しでむし」等の絵本で有名な舘野 鴻さんの原画展示ブース。
その時はいなかったけど、本人がいればサインもしていただけるんだそう。


ここが突き当たりなので、
ぐるりと回って進んでいくと娘が悲鳴(嬉しいやつ)をあげた。
「ミツツボアリがいる!!」
そこはantroomというアリ屋さんのブースで、
パラポネラという3cmもあるばかでかいアリ(でかい上に毒まであるらしい。勝てる気がしない)と、
ミツツボアリが展示されていた。

ミツツボアリは、働きアリの一部がお腹に蜜を一杯にためて数倍に膨れ上がり、
天井に取り付いてそのまま貯蔵庫として生きていくという特殊な種類。

前にNHKの「ダーウィンが来た」で見て、家族全員衝撃を受けていた。

 

↓のオレンジ色の半透明の球体は、天井についたアリのお腹(蜜が詰まってる)なのです。

 

まさか実物が見られるなんて!!!
蜜でパンパンに膨れ上がった腹部は金色に輝きとても美しい。

しかも「甘くておいしい」とか注意書きに書いてある。
これなら・・・食べてみてもいいかも・・・
いやむしろ食べてみたい・・・

??なんかさっきの昆虫食ブースに洗脳されてる?!



ちなみにイベント後facebookに昆虫大学の写真載せたら、コメントが全部
アリ食に関してだった。

「え、ホントに蟻食べたの?!」
「ミツツボアリいつか食べたい」
「蟻酸と甘みでおいしいはずだ」

「小学生のころアリ食ってた」

最後に一人変なのがいますが・・・、
なんで友達まで同時に昆虫食に洗脳されてるの?

それとも私が遅れてるだけで
時代がもうそういう時代なの?!

 

昆虫大学、もう少しあるんですが

なんかまた長くなってきたので続きにします。