少し前のことですが、ラゾーナ川崎と東芝科学館で
東京理科大主催のサイエンスフェア「科学へのトビラ」をやっていました。
子供たちに科学の楽しさを知り興味を持ってほしいというところからスタートしたイベントで、
無料で理科大生と交流しながら工作や実験が楽しめます。
午前中に用事があったため午後に行ったのですが、
整理券が必要なものは化石レプリカ製作しか余っていなかった。
すごい人気!・・・ですが、
やったー!化石製作が余ってるー!!
姉弟共にコレが一番やりたかったらしいのでラッキー。
でも我が家的にはこれが一番人気あると思ってたんですけどね・・・。
既に我が家の感覚は常人とはかけ離れているのかもしれない・・・。
で、二人でアンモナイト作成。
他にも三葉虫とかあったから違うのにすればいいのに。
ちなみにこういう時には弟が先に即決して、
姉がそれに追随するという珍しい我が家。
弟が姉のマネしてうっとおしがられるのが普通じゃない?
完成物はこんな感じ。なかなかキレイです。

その後、周囲のブースをウロウロしていたら見つけてしまった。
生物研究部の飼育展示(全部昆虫)。
目を輝かせソッコーで向かう子供たち。
ここには20種類以上の生きた昆虫が並んでいて、
しかもお金を払ってする体験とは違って
言えば大抵何でも触らせてくれる。
ヘラクレスオオカブトも持たせてくれたし、
ニジイロクワガタという虹色に輝くレアなクワガタも
ツノが5本あるゴホンツノカブト(そのまんますぎる名前・・・)もOKだった。
これがニジイロクワガタ。
キラキラ光ってかなりキレイ。

他に娘は
「あ、パプアキンイロクワガタがいる!!」
と母的には聞いたこともないようなやつの名前を当てたりしていた。
息子は息子で、雑多な標本の中のでかいカナブンみたいなやつを指して
「ねえ!これヘラクレスのメスじゃない?」
と自信ありげに言う。
ええー。こんな地味なの?
ツノはないにしても羽の質感が全然違うじゃんと言って相手にしてなかったら、
「正解。ヘラクレスのメスです」
と大学生。
マジ!?
ねえ、そういうのってどこで学ぶの?
息子は図鑑もそんなに見てない(っていうか写真は眺めててもそもそも読めない)気がするんだけどなあ。
謎。
息子はさらに
「コーカサスオオカブト触ったことあるよ!
アトラスオオカブトより大きいんだよ!」
とコーカサスオオカブトとアトラスオオカブトの違いを一生懸命係の大学生に説明する。
いや知ってるだろ・・・
っていうかむしろ彼らの方が詳しいだろ・・・
娘はクワガタの標本に変な蛆虫みたいなのがついているのを見つけてしきりに心配する。
「ねえ、虫いるよ。これ取らなくていいの?」
と何度も係に聞いて、その度に
「戻ったら取るよ」
と言われていた。
と、いうことで滞在時間の半分はここにいた。
他には万華鏡やよく飛ぶ飛行機やおがくずの粘土の製作などもしましたが、
一度違うブースに行ってもまた昆虫のところに戻り、
最後ついに閉館でーすと言われてもなかなか帰らない始末。
係の大学生には
「ほんっとに虫好きなんですね!」
と言われた。
子供に科学に興味を持ってもらおうというこのイベント。
帰宅後に「どうだった?」と娘に聞いたら、
娘「うち東京理科大の生物研究部に入る!」
・・・壮大な目標ができたのはいいんだけど、いやなんか違う・・・
あそこ学部じゃないからね。クラブだからね。
そして後でダンナから聞いたところによると、
私がいなかったときにムスコは惑星のブースでお姉さまたちに囲まれて
めっちゃしゃべったり自慢をしたりして喜んでいたらしい・・・。
男子め・・・!
