親の価値観がアップデートできてなさすぎて、不登校の子供を追い詰めている。 | 鍼灸師が創った元祖国産よもぎ蒸し【よもぎ庵】子宮菌活®

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おはようございます。

よもぎ庵鍼灸師の平沼公代です。

 

子供と学校。

起立性調節障害のこと書いています。

 

スタート→ 子供が学校に行けない、その時どう考えますか? 

 

 

 

さてここからは

起立性調節障害と大人の価値観の話です。

 

 

起立性調節障害に関して

 

治療の第一歩は

親の動揺を鎮めることから始める

 

といってもいいくらい

とのことですよ。

 

 

親が動揺

家族全員が冷静でいられない

親が子供に心配を感情的にぶつけるように

それに反応し子供は心理的な影響から起立性を悪化ネガティブ

 

 

決して親が動揺しないこと!

 

このことが

起立性と立ち向かうためにまず重要なこと、だと。

 

 

 

そのことを考えるに

なぜ親が動揺してしまうのか?

 

 

親が動揺しているのは

起立性という病気になったことではなく

「不登校」になってしまうことへの動揺。

 

じぁあ、学校に行かないとなぜ動揺するのか。

 

それは、親の「子供と学校」に関する

価値観が古いから。


これに尽きると思います。

 

 

私は40代なので

40代の大人世代がもつ

「学校ってこうだったよね」っていう認識は

だいたいわかるのですが

 

それぞれの年代にとっての

「学校の当たり前」ってどうなのかな

どこから大きく違うのかな?

 

 

もうそれこそ

コロナ時代の子供の”当たり前”なんて

すごく大きく違いますよ。

 

タブレット授業、オンライン授業も

普通ですからね。

 

 

インフラによる社会の変化は

分かりやすいですよね。

 

 

例えば電話とか

電車の切符とか

音楽再生とか。

 

社会が明らかに変わったから

その時代の”普通”も明らかに変わった。

 

 

個人の好みにかかわらず

受け入れるしかなくなった。

だって古いものが消えていくから。

 

 

でも価値観って見えないから

分かりにくい。

 

 

インフラと同じくらい

今の子どもにとっての学校の当たり前も

たぶん大きく変わっている。

 

 

それを大人はきっと知らなすぎる。

 

 

制度的な変化は

知りさえすれば

すんなり受容できると思います。

 

「へ~今ってそうなってるんだ~」って

受け止めるだけ。

 

 

たとえば

小学校は、時間割が毎週変わるとか

(これは15年くらい前?からみたい)

最新では

運動会は弁当なしの午前中で終わるとか

(これはコロナで加速した)

 

 

コロナを経験した社会が

大きく変化したけれど

どこまで定着するか

この先5年とかでも

当たり前が大きく変わると思いますよ。

 

ただ、こういうことだけでなく

 

 

子供の”当たり前感覚”が

大きく違っているなと思います。

 

感覚や価値観は

見えないからわからない。

 

 

大人の学校に対する価値観と

大きく違っているから

 

大人の価値観が子供を苦しめる。

 

 

例えば学校を休むこととか

支援学級に通っているとか

 

そういうお友達に対して

周囲の子供たちは

ただ”事実”としてみているだけに感じます。

 

 

その事実に対して

親がどういう反応をするかによって

子供もその価値観を引き継ぐのだと思います。

 

 

数が増えたことによる

”普通度”が上がったのもあるとは思います。

 

この支援級というのも

すごく急速にふえています。

 

 

うちの公立小学校(1学年4クラス)で言うと

今高1の兄が入学した時

約10年前ですね

当時は学校に2クラスだけでした。

 

特別学級という感じで

大きく肢体と知的支援で分かれていました。

 

ですが確か翌年には3クラスになり

兄が卒業するころには5クラスになり

 

今は8クラス+α

 

教室が足りないから

 

臨機応変に子供に応じて

放送室とかも使っていると。

(音に敏感な子などのため)

 

福岡の郊外都市(博多まで30分くらい)で

こういった状況はうちの学校に限らずです。

 

 

とにかく小学校は

個別対応は今、すごく手厚いです。

 

 

基本は通常クラスに在籍しているので

国語や算数だけ支援級という子もいるし

 

別に支援級でなくても

理解度により授業クラスが別れるのもあるので

別れたクラスの一つが支援級という感覚。

 

 

そういう感じで数としても多いので

子供もごくごく普通の事実として

受け止めている、という風に感じます。

 

その事実に対して

偏見を植え付けるかどうかは

おそらく親の価値観だと思います。

 

 

古い大人の価値観からすると

しばらく学校に行かないと

もう、はみ出し者扱い

 

そして久しぶりに学校に行くと

とても好奇な目で見られるのではないか

 

支援クラスに行っていると

あの子ちょっと…って

思われるんじゃないか

 

だって、自分たちが子供のころ

そういう感じだったから、と。

 

 

数としても少なかった

=昔の学校は手厚くなかった

 

 

だからだと思いますし

親の親の世代の価値観で

育てられているのもありますしね。

 

 

そういう親の価値観で

昔の当たり前感覚で

 

勝手に不安になり

勝手に評価して

子供に押し付けることが

 

結果、我が子を苦しめることになる。

 

 

 

人の一般的な心理傾向として

 

人は期待されると

その期待に添うように行動したくなる。

人からの期待を大切にしたいという想いが

自然とわくものだといわれます。

 

 

だとすると、

親からの期待なんて!

 

親の期待は重いもの。

期待に応えるために頑張りすぎているかもしれない。

 

 

そんなに期待してないよ!って言っても

 

普通であれという期待。

 

 

最低限の期待と思って

成績どうこう言ってないでしょ。

 

「せめてちゃんと行ってよ、学校に!」と

親が一生懸命学校に行く必要性を説く。

 


そんな親の価値観、期待感を

しっかり感じるからこそ

 

「本当は登校した方がいい」ということは

誰よりも子供自身が思っている。

 

子供も分かっている。

 

「このままではいけない」と思っている。

「行きたい!」と思っている。

 

でも「行くべきだ」という気持ちを

上回るほどのつらさがある。

 

 

そこに親が、親自身の

焦り、不安、涙、感情任せに文句を言っていたら。

 

 

特に、起立性と知らなくて怠けていると思って

叱っていたら・・。

 

勝手にこのままでは

社会不適合者になる

と親の価値観を押し付けたら。

 

 

学校にいけないと、この先だめだ

社会に適応できないよ

 

という価値観は

親が押し付けているんですよね。

 

親も又

気づかないうちに、そういう価値観を

植え付けられているから。

そしてアップデートせずに大人になっているから。

 

 

 

本来、なによりも親の役割は

「子供の安全と健康を守ること」のはず。

 

親が追い詰めてどうするの。

 

起立性は体の不調だけで済んでると

何とかなります。

 

でも心の健康も絡んできたら難治化します。

 

 

起立性も体の不調だけで済んでいたら

その後、何事もなく元気になるか

 

体質的なものとして付き合うなら

 

「私って偏頭痛持ちなの」タイプの

大人になると思いますよ。

 

そんな大人いっぱいいるでしょ。

 

体の不調だけなら

やり過ごせるようになる。

 

だから、学校時代に

学校にいけないことで社会不適合者の予備軍かも

という勝手な不安、勝手な価値観を

 

植え付けてしまうことが

一番よくないと思います。

 

 

ダメ人間だとネガティブな自己認識になったり

どうせ自分は・・と

自暴自棄で最悪な方向へいきかねないですよね。

 

 

そこはおそらく、親の価値観で差が出ると思うのです。

 

 

そして思うのですが

学校って人生の通過点ですよね。

 

学校にいけないと

本当にその先の人生台無しですか?

 

学校に行く目的とかじゃなくて

生きる目的、生きる喜びをまず考えて

 

その時の通過点である学校を見つめる。

 

人生でたった10年足らずの学校生活。

その学校生活が登校的に

ままならなかったからと言って

 

その後がすべてだめだという思考を植え付けるって

本当に”追い詰めている”以外の何物でも

ないと思います。

 

大事なことは明日学校に行けるようになることではなく

自分の人生をどう生きるのか。

 

元気に登校してもしてなくても

学校時代は終わりを迎え

 

その先に自分で選んで生きていく人生が

待っているのだから。

 

 

子供にとって

親が信じてくれている

愛されている

受け入れられているという感覚が

とても大切といいますよね。

 

社会の価値観というけれど

社会の最小単位は家庭。

 

家庭、親の価値観は

かなり子供に影響するし

 

逆に言うと、

リアルな社会の価値観がどうあれ

親の価値観が最も子供に影響する年代なので

 

親ががっつり信じて応援する!

大丈夫だ!という。

 

 

学校という枠にとらわれず

その先の人生、どう生きたらいいか

それを考えることが大事ですよね。

 

 

学校は行った方がいいと思うし

良い場所だと思いますよ。

 

でも、学校生活は終わりが来るんです。

その先の生き方の方が重要なんです。

 

 

行かなければ

人生をダメにするほどのものではない。

 

あくまで通過点なので

 

大事なのは、自分の人生を謳歌すること。

 

楽しむこと。

人の役に立つこと。

 

そのために生まれてきているということを

忘れずに、いかに自分を生かすか

活かせる生き方を選ぶか、ですよね。

 

 

もうちょいつづく。

 

  

 

 

 

 

 

 

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