起立性と不登校。医師に何を求めるのか。病を支える社会。 | 鍼灸師が創った元祖国産よもぎ蒸し【よもぎ庵】子宮菌活®

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こんばんは。

よもぎ庵鍼灸師の平沼公代です。

 

子供と学校。

起立性調節障害のこと書いています。

 

スタート→ 子供が学校に行けない、その時どう考えますか? 

 

 

 

西洋医学でも

起立性調節障害は

「自律神経の乱れによる調節不全」と

明確に自律神経との関係を定義しています。

 

 

そして、自律神経の不調に対する

特効薬がないのも明確ですよね。

 

原因が特定できないから。

何をストレスと感じるかは個体差あるから。

これだけ、ストレス、自律神経の不調で

みんな困ってるんだから。 

 

そんな中で

 

起立性調節障害と診断されて

自律神経の乱れによるひとつの症状

血圧が上がらない、に焦点をあて

 

血圧の薬を出しさえすれば治ると

ドクターも本気で思っているのかな?と

素朴に疑問をもつんですが・・。

 

 

でも、お医者さんも本当は

そんなことわかってると思います。

 

 

ただ、医師の専門は診断すること。

そして外科的手術とかでなければ

処置=薬の処方をすること。

 

そこまでなんですよね。

 

だから医療機関を受診する時に

何を目的とするか

そこはきっと、患者の方が

考えねばならないんだと思うんです。

 

 

うちの娘ちゃんのケースでは

 

三半規管や内耳の異常がないか

そして起立性の確定診断

 

これを求めて耳鼻科にいきました。

正直、治してもらえると思って

いっていません。

 

だから

めまい感ではなく

実際にしっかりめまいが起きていること

けれど、耳に異常はないこと

 

そしてやっぱり

起立性調節障害であること

 

これらの確定診断で満足なんです。

 

その後の投薬で

治してもらおう、治そうとは

思っていません。

 

でも、もちろんタイプにより

投薬が功を奏するケースもある。

 

それはすごくラッキーなこと!

そのラッキーな患者である可能性もあるし

全然違う病の懸念を消すためにも

 

病院受診をチョイスするのはよいと思います。

安いしね!ビバ国民皆保険!

 

 

鍼灸師だから西洋医学はアンチ、とか全然ないです。

それぞれの領域の良さを享受する。

引き出しは多い方がいい。

だって、人体って複雑だからね。


 

実際は、私で言うと

病院に行く前に、不調に対して

一通りの治療(代替療法や鍼灸)をすることはします。

 

でも、診断できるのお医者さんだけだし

ケアしても不調が続くようなら

病院に行きます。

 

専門的な医師としての見解を聞きに行く、感じです。

 

だから、受診する病院は

質問などもしやすい医師

質問しても不快な態度ではなく

聞けばなんでも答えてくれるところ

 

そういう病院をかかりつけ医にしています。

その専門的な立場からの考えを聞きたいから。

 

聞けば、答えてくれる、ですよ。

聞かないとそんなに丁寧に説明してくれる先生は

そういないですよ。

 

患者さんは多く、病気は多岐にわたり

先生は忙しいからね。

 

初めから積極的に説明はしてくれなくても

こちらが尋ねると丁寧に答えてくれる。

 

そういう医師を探しておく。

そして患者側も質問力は鍛えておく。

何を疑問に思い、何を明確にしたいか。

 

でも、昔の医師は

質問すると怪訝な顔とか

明らかに面倒くさそうだったり

 

「診断に文句があるのか!素人風情が!」(←言い過ぎ?w)

という感じで嫌そうだったりする医師が

多かった気もするけど

 

最近は、質問も快く答えてくれる医師が

増えたと思うので

ぜひいろいろこちらから聞くとよいと思います。

質問して嫌な態度の医師だと病院を変えます、私は。

 

病院に行く最大の目的は

医師の見解を聞く、自分の疑問に答えてもらう

そのための、二者、三者面談の時間だと思っています。

自分と医師あるいは

我が子と自分と医師の三者面談タイムですね。

 

 

病院には目的をもっていく。

何でもすべてをお医者さん任せで

治るとは思わないこと。

 

 

話を戻して

起立性のこと。

 

 

自律神経の不調なので

個別対応が不可欠であり

画一的な治療や不十分な治療では

決してうまくいかない。

 

生育環境、発達、性格、親子関係、友人

心理、社会的な側面も同時に見ないと..

 

とは、分かっている。

 

でも多くの小児科医は

心のケアが必要だと気付いているけど

忙しい外来ではとてもそんな余裕はなく

昇圧剤の処方しかできないという現実があるとのこと。


 

特に患者は子供たち。

病気だけでなく、不登校ともかかわってくる。

不登校は医師の分野なのか。ですよね。

 

起立性の治療のガイドラインはあっても

不登校に対するガイドラインがあるわけではない。

 

 

最初に起立性があって

登校できない子もいれば(身体的な面の理由が強い)

 

他の面、心理的な要因でいけなくなって

ずっと家にいてだんだんと起立性になってしまうこともある。

 

 

そういった要素のある起立性。

本気で子供たちのことを考えるなら

様々な横断的な連携が必要。

 

 

臨床心理士による心理的サポートも必要だろうし

 

もちろん教育現場との連携も不可欠だし

その後、進学、進路などのことは

きっと人生観のようなものとも関わってくる。

 

それはきっと、親の価値観とも大きく関係する。

(実はこれが起立性の治療において

一番大事なことと言われることもある)

 

 

更に経験した当事者や保護者の会なども

すぐにつながれるような行政、民間のつながり。

 

子供のサポートにもっと力を入れていいと思うんですよね。

 

 

 

そしでは

今度はじゃあ、治したい

症状を抑えたい、というときに

 

 

医師、投薬以外でどんな対策があるのか。

その一つに、我々鍼灸師もいるんです。

 

EBMとかいうけどね

今わかっている科学は本当に一部だけ。

 

神秘の体を解明なんて全然できていなくて

科学がまだ追いついていないだけ。

 

そんな状況で生きる私たちは

結果、治ったらいいやん!って話。

 

 

鍼灸で言うと花粉症の治療なんて

最たるもの。

 

病院に行って

花粉症が治ると思って誰も行っていないですよね。

とりあえず薬をもらいに行く。

 

でも鍼灸を受けてぴたりと止まった

子供なんて特に、まったくその後症状が何年も出ていない人

本当にたくさんいますよ。

 

理論どうのこうのより

治ったらいいやん!の話。

 

体、免疫なんて本当に未知が多い

どのように身体を考えるか。

どのように今ある治療ケアを使い分けるか。

 

そうそう

そういった身体の全貌、免疫のことを書いた本で

この作者好きだなぁという本があります。

おススメです。

めっちゃ文字ばっかりだけど。


 

 

2022年9月初版

 

 

2018年10月初版

この2冊の著者は

英国マンチェスター大学免疫学教授

ダニエル・M・デイヴィス 氏。

 

 

体に関して全体的な視野を持つ

俯瞰してみることの一助になります。

最新医学や科学の動向なども感じられます。

面白いですよ。

こういうタイプの本が一番ワクワクします、私としては。

 

お好きな方、ぜひ読んでみて。

文字ぎっしりですが。

 

 

ということで今度は

西洋医学以外での起立性の対処など。

 

つづく。

  


 

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