避妊にコンドームメインは日本くらいのもの!だからか!? | 鍼灸師が創った元祖国産よもぎ蒸し【よもぎ庵】子宮菌活®

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よもぎ蒸しに乳酸菌を加えたよもぎ乳酸菌蒸し(R)は、子宮環境を整える子宮菌活(R)として妊活に最適です。

 
体にまつわること
いろいろ本の感想とならべて
書いてきましたが
 
とりあえず、最後に
今回はこの本を取り上げたいと思います。
 

 

こちらは2021年9月初版

 

そしてこちらは2020年7月初版で

2021年4月には増刷されています。

 

いやぁ、私は結構好きだった。

これらの本は。

 

たぶんスキキライ別れると思います。

きらい、というか、え?何が面白いの?って

思う人もいるんじゃないかなと。

 

カラーの本で

説明と図やグラフ、データ満載です。

読みやすいんじゃないかな?とは思うけど
どうなんでしょうね。
 
SDGsの本は初版から1年未満で
増版されているので
時代的にも注目されているんだろうなと思います。
 
今回は「人口」の方の本を読んで思うところを。
 
卵子凍結などなどから始まった
一連の話ですが
 
結局、子供の数というのは
人口ということにつながります。
 
それは国の未来、地球の未来。
 
人間の数というのは
地球に及ぼす影響と直結しますからね。
 
今後10年、20年、30年といった期間の
人口については
比較的確実に予想できる。
 
なぜなら
2050年に生存しているであろう
成人男女の大半は
すでに生まれているし
 
逆に2050年に
もはや生存していないであろう
人間の数もわかるから。
 
本の序盤の説明。
あたりまえだけどなるほど、と思います。
 
 そして「人口」と一言で言っても
そこに含む内容はかなり奥深いです。
 
本では
単なる未来の地球人口だけでなく
出生、寿命、開発、移民
などなどの単元があり
それぞれ各国のデータもまとめられています。
 
例えば、出生ということに関連して
出産回避=避妊の方法
 
そして、国別による避妊方法の違い
などまで述べられています。
 
ということで、避妊方法のこと。
コンドームって、それが主流な避妊方法って
日本だけだって知ってた???!!!

上の図でわかるように
紫の棒グラフがコンドーム避妊だけど
日本だけ!!!こんなに多いのは!
 
他には全くないんです
こんなにコンドーム採用してる国は。
 
世界各国で最もよく使われている避妊法は
多い順に
 
不妊手術(34%)
子宮内避妊具(22%)
経口避妊薬(14%)
コンドーム(12%)
ホルモン注射など(8%)
 
そして、それらの避妊法の
使用割合は国によって大きく異なっている。
 
例えばインドは大半は不妊手術
中国も不妊手術が多いけれど、
子宮内避妊具をよく使っている。
 
世界で子宮内避妊具を使っている
2人に1人は中国人女性。
 
不妊手術は女性が受ける方が多いけど
男性が受けることもある。
 
が、ラテン系の国々のほぼすべてに共通で
男性は手術を受けたがらない。
 
また、アメリカやカナダも不妊手術が主流であり
第一の手段となっている。
 
でも違いもある。
アメリカは3例に2例の割合で女性が
手術を受けるけど
カナダは逆で、3例に2例が男性となっている。
 
ピルとコンドームも使うが
子宮内避妊具はほぼ使わない。
 
という風に、
まだまだ国による例が述べられている。
 
で、日本で好まれる避妊手段はコンドーム!

世界で一番コンドームを
消費しているのは日本人である。
 
一方で日本ではピルや子宮内避妊具は
ほとんど使われていない。
それらは危険だと考えられている。と。
 
なぜ、日本にはこの傾向が強いのか。
 
危険だというけれど
望まない妊娠ということの方が危険
というか悲しいだろうし。
 
この背景には
すごくいろんな要因が絡んでそうで
そういうことを研究するのは
面白そうだなぁと思う。
 
コンドームは男性主体の避妊で
一見、女性は体の負担がなく
女性に優しい避妊方法といえそうだけど
 
でも結局は、男性主導で
男性がするかしないかの決定に依存しやすく
仮に男性の意識が低いと
そこに女性が積極的に介入しないといけなくて
 
それが難しいと、むずかしい。
 
逆にコンドームこそ
女性が主体的になれない
ともいえるかもしれない。
 
私もこの統計を見るまで
コンドームって世界の主流なのかと思っていた。
 
でも、日本だけ。
日本は避妊方法の81%を占める。
 
ほかの国でも使っているとはいえ
たとえばアメリカでは15%、中国では10%
 
おそらく未婚、10代とか
感染症の観点での使用が主流なのかなぁ。と。
 
日本でのこの事実は
実は性教育とかとも
絡んでくるのかなと思う。
 
日本での踏み込んだ性教育としては
コンドームの使用法、だし
 
男子には「ちゃんとつけよう」思いやりをもって
女子には「ちゃんとつけてって言おう!」
 
自分の体を守るために、つけてもらおう
 
という形態が多い。
 
女性が自分の体を守るための目的だけど
女性の体で、自分での取り組みではなく
男性の取り組みである。
 
日本での賛否はどうあれ
それ以外の方法もある、のだ。
そして、世界はそれが主流なのだ。
 
あと、今後、資源無駄とかSDGs的に
コンドームは使い捨ての問題
とかも出てきたりするかも、かもね?(笑)
 
とはいえ、やはり若年層の避妊方法は
コンドーム主流で、やっぱりそれが
女性の体には負担のないことだと思うから
 
しっかり使う意識を男女ともに
同じ重要度で持ちたいですね。
 
 
と、まあ、避妊方法一つとっても
こういうことが記載されている本です。
 
いつも、
例えば日本は少子化が進んで
出生率は◆%でという内容を聞くと
 
諸外国はどうなんだろう?と思っていたので
こういう本は面白いです。
 
また、
この本の著者はフランスの方で
 
どういう内容の時に
日本が話題として上ってくるかというのが
とても興味深いなぁと思う。
 
ということで、面白いのですよ。

通常の本って
当然だけどその著者の主張がメインだし

論文も、論文を書いたことあると
わかると思うけど
採用する対象者や数によって
いくらでもデータを調節できる。
 
だからどうしても偏りが出るけれど
 
こういう数字的な事実だけをまとめ
比較解説されている統計本は
 
その事実、違いを見て
何を感じ、どういう観点で見るか
とても良い材料となるので
面白いなと、私は思うのです。
 
人口も、これから先、
どの国、どの地域の国民が
爆発的に人口増加していくのか。
 
それによって、数のパワーバランスが
世界情勢に影響する要因もあるなと。
 
今後人口的にはアジア圏は伸びます。
アメリカをはじめ先進諸国の人口は減っています。
 
例えばイスラム原理主義との関連も深い
パキスタンバングラディッシュあたりの
人口はふえつつあり・・
 
9.11から始まった対テロのアメリカの動きが
今年になって、実質撤退!となったように

20年、30年先の勢力関連が
人口からも垣間見れたりするのかな
 
そういうことも考えられました。
 
この統計本。
シリーズがたくさんあるようです。
 

 

 

 

興味のある方はぜひ!

 

 

 

 

 

 

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