第三十侯【半夏生】
「半夏生ず」
「はんげしょうず」
《仲夏》【夏至】末候
半夏生は夏至から数えて11日目の雑節。
この時期に半夏という名のサトイモ科の
植物が生えるとこが由来しています。
葉の上半分が白くなって
化粧をしているように見えることから
「半化粧」の名前がついたとも言われています。
半夏は別名「烏柄杓(からすびじゃく)」
といい、薬草として使われます。
また、この時期には半夏生という
ドクダミ科の花も咲きます。
❇︎季節のたのしみ❇︎ 【七夕】
七月七日は七夕🌠
各地で七夕行事が行われます。
京都の北野天満宮では七夕祭りが、
香川県の金刀比羅宮では、
七夕蹴鞠が披露されます。
月遅れの地方も多く東北では
仙台の七夕まつりや
秋田県湯沢市の七夕絵燈籠まつり、
岩手県陸前高田市のけんか七夕
といった祭りが八月に開かれます。
長野県松本市には
七夕人形(七夕雛)を飾る風習があります。
◆◆◆開運の鍵◆◆◆
半夏生の時期に、
稲の根がタコの足のように
深く広く張ることを祈願して
タコを食べる習慣があります。
農家の人たちに感謝し、
豊作を願ってタコを食べ、
暑い夏を乗り切る準備をしましょう🐙😋