第六十四侯【乃東生】

「夏枯草生ず」
「なつかれくさしょうず」
《仲冬》【冬至】初候


夏至の初候「乃東枯」と対になる候です。

冬になり、草木が枯れていくなかで、
乃東（だいとう）という植物だけが
ひょっこりと緑の芽を出します。

乃東の芽が見せてくれる生命の息吹は、
冬が深まりながらも、春が近づいてきている
ということを象徴しています。




❇︎季節の行事❇︎ 【柚子湯🍊】

柚子の強い香りは、

邪気を祓うとされています。

ビタミンやリモネンなどの成分は、

血行や新陳代謝促進、美肌効果、

さらには香りによるリラックス効果、
風邪予防や疲労回復などの効果があります。

冬を元気に乗り切るためにも

冬至の日に風呂に柚子の実を浮かべた

柚子湯に入っておきたいですね♨️😀♨️



◆◆◆開運の鍵◆◆◆
冬至は一年で最も昼が短く夜が長い日で、
その後は昼の時間が伸び始めるにつれて
太陽が力を取り戻し、次第に運が向いてくる
とされており、これを「一陽来復」と
呼んでいます。

春と幸運を待ち望む人たちの気持ちが
よく表れている言葉です。
小豆粥を食べて無病息災を祈ったり、
なんきん（かぼちゃ🎃）、

にんじん🥕、金柑、れんこん、銀杏、寒天、
うどんの七種類の「ん」が付く食べ物を食べて

運をつけましょう✨😋🎃✨