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野田和美です。
数日前からの続きの最後です。
何を弾くか(自作曲「木蓮」)は
決まったところで
本番が近くなるにつれ
さて…何を着る？
衣装の事を考えはじめました。
曲想がまったりした感じなのと
何しろ
門下生コンサートというものに
初めて参加ということもあって
あまり派手にはしないでおこうね。
という話を事前にしました。
左のみっこちゃんと。
普段の舞台が派手なのかと言われると
ステージに立つ時は華やかな感じが
好きなので、派手めなのかもしれません。
自分が着たいものを
着たい時に着ると
とてもモチベーションが上がります。
自分をその気にさせるのも
大事です
この衣装は、母の黒留袖(とめそで)👘を
仕立て直したものです。
黒留袖は結婚式で
両家の両親が着る着物。
着物の中では
一番フォーマルな位置付けです。
黒留袖は第一礼装といって
男性なら紋付袴(もんつきはかま)
モーニングなどがそれにあたります。
逆に言うと
身近な親族の結婚式以外では
あまり着ることがない着物。
母が、黒留袖を二つ持っているようで
こちらは要らなくなったと
言うものですから私が
もらい受けました。
といっても、私も嫁入りで
着物を一通り持たせてもらってるので
黒留袖もあります。
さすがに黒留袖二つ要らないのは
私も同じなので
仕立て直して洋装にしてもいい？
と聞いたら
どうぞ
ということだったので
数年前に仕立て直していました。
黒留袖は家紋が入っています。
仕立て直すとき
デザイナーさんにお願いして
家紋を背中側の首の下あたりに
移動させて付けてもらいました。
ツボでいうところの
「風門(ふうもん)」あたりに。
思い出の曲の
18年越しの演奏だったこと
第一回目の
門下生コンサートだったこと
そして
新春だったこと…
なんだか、
勝手にハレやかに思いまして。
いずれにしても
お祝いの席で着る黒留袖を
とてもよいタイミングで
着ることができて嬉しかったです
実家の家紋がついてるのも
なんだか守られているような気がして
心なしか心強さと温かみを感じます。
それにしても
黒留袖で、このシルバーのバラ柄を
選ぶ母が、なんとも
ファンキーです。
2022年はエレクトーンの
コンサートで私の音楽ライフが
始まりました。
教えること
演奏すること
日本の伝統、着物を愉しむこと
今年もひとつひとつ
目の前のことを
丁寧にやっていきたいと
思えたコンサート出演でした。
皆さんは何を今年のテーマにしましたか？
＊ … * … ＊ … * …＊ … * … ＊
18年前の「木蓮」お披露目演奏を
今でも覚えていてくださって
「春に白木蓮(はくもくれん)を見ると
和美ちゃんを思い出すのよ」
とおっしゃってくださる
大切な先輩からいただいた
差し入れ。
覚えていてくださるだけでも
嬉しいのに、本当に心温まりました。
照明とてもステキに
していただきました。
ちなみに
一緒に出演したみっこちゃんも
18年前に聴いてくれてた一人。
この曲のこと
「あ、覚えてる〜」って。
ありがたいことです
ありがとうございます
ﾌﾘ ₍₍◡( ╹◡╹ )◡₎₎ ﾌﾘ
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