【こども即興ピアノのススメ⑱】即興ピアノは、次の音が決まってないから脳発達に抜群にいい。 | ピアノ・声楽・作曲・音大受験のミューズアート音楽学院のブログ

ピアノ・声楽・作曲・音大受験のミューズアート音楽学院のブログ

ピアノ・声楽・作曲・音大受験のミューズアート音楽学院

色々な習い事、


教育方法がありますが、


一つの答え、

 

正解に向かって行くもの。

 

用意されたゴールに向かうものが多いと思うんです。

 

脳科学のお話を先にさせてください。

 

脳の中にはシナプスという経路があり、
電気信号のやり取りをしています。

 

脳に記憶されたデータの情報交換をしています。

 

創造的なことを積極的にすると、
シナプスがどんどん形成され、
電気経路が蜘蛛の巣状に張り巡らされていきます。

 

これが無数にある人ほど、頭の回転が早いと言われています。

 

要するにデータ速度の速い光ケーブルで
優秀な検索エンジンで検索するようなものです。

 

色々な知識を興味を持って楽しんで学習する。

 

もちろん良いですね。

 

しかしですね…。

 

一つの答え、
正解に向かって行くもの。

 

用意されたゴールに向かうものが多いんですよね。

 

私がここでお勧めしたい体験は、
予測不能なことをなるべく小さい時に出来るだけ出会わせる
ということなんです。

 

即興ピアノ演奏をするということは、
予測不能な対処の連続をしている
ということでもあるんです。

 

※即興ピアノ演奏とは、譜面は存在せず、その場の雰囲気を読み取って、作曲しながら、ぶっつけ本番でピアノを弾き続けることです。

 

その先の演奏に…正解がないんです。

 

しかも…終わりも決まっていないんです!

 

怖いと思いました?

 

そう思った人…!正常ですよ。

 

人は、決まっていないもの、はっきりしないものが怖いものです。

 

しかしそうじゃない人もいます。

 

先日、大河ドラマ『真田丸』が最終回を迎えました。

 

戦場の気配、勝運は常に生き物のように動いています。

 

当然予測不能のことの連続です。

 

「聞いてないよお!そんなの!」

 

なんてダチョウ倶楽部さんのように言い訳する大将なんていません。

 

真田幸村も、徳川家康も、
当たり前のように予測不能な事態に対処していました。

 

そんな人は特別だよ!
引き合いに出されてもさあ…。

 

そうです!そこなんです!

 

どうして、そういう人はほんの一握りなんでしょう!

 

環境の成り行きで、一部のカリスマリーダーは生まれても、
それを鍛える効果的な方法がなかなか無いからではないでしょうか?

 

実はそれを鍛える場はあります。

 

例えば即興コント。

 

中川家、友近さんは、
筋書きの無いアドリブコントをずっとやってますね。

 

また最近では、脳活性を目的とした、
そういう劇団教育の場もあります。

 

ここで即興ピアノ演奏はどうでしょう!
うーんどうしよう!なんてやってたら当然曲が止まります。

 

予測不能な経験にもってこいだと思いませんか?

 

冒険をさせるのも手ですが…怪我などのリスクが伴います。

 

バイクやスキーも良さそうですが、冒険同様、危険が伴いますよね!

 

『一人でお使い』もいいですね!

 

でもゴールと目的が明確過ぎます。

 

もっと『何でも有り」がいいんですが、

小さい子に危険なことはさせられません。

 

しかし、
即興ピアノであれば、
緊張感を持ってスリリングな経験を、冷暖房の効いた部屋で可能です。

 

この続きは次回の予測不能事態に遭遇したピアノを弾いている時の脳の状態について説明しますね!

 

即興ピアノ演奏がどんなものか知りたい方は、こちらの動画をみてくださいね。
http://blog.ameba.jp/ucs/entry/srventryupdateinput.do?id=12230432658
私のFaceBookはこちらです。
https://www.facebook.com/tomok1ueno
私のYouTubeチャンネルはこちらです。
https://www.youtube.com/channel/UCzo1MiflWlAt_HRYY6zKQew