さぁ~~ってと、次はCDのかたづけをするかな~?と、何気に反対側の引き出しを開けてみたら、ぎっしりとカセットテープがつまっていました。
「うっそぉ~~ん
まだこんなに残ってた~?」 il||li _| ̄|○ il||liその引き出しには自分の演奏や自宅教室の発表会を録音したテープが。
聴いてみました。
まずは初めての発表会。当時音大4回生で22歳。友だちと3人での合同発表会でした。次々と流れてくる生徒の演奏を聞いていると・・・。
みんなテンポがやたらと速い!何をそんなに焦って弾いているのだ~?!あ~~も~~全然呼吸してないじゃない?!・・・ったく!Museせんせーw 一体何を教えていたの?こんな先生に習っている生徒がかわいそうだよ!!
ひよこ先生だった自分に突っ込み入れまくりw
次に、社会人オーケストラ時代。ベートーヴェン「第九」でティンパニーを叩いている自分(26歳頃)の演奏。45キロの体重に似合わず、ものすごくパワフルです。何よりティンパニーをやるってこと自体が今じゃあり得ません。仕事が忙しかったのに、良くまぁ、こんなことやる余裕があったもんです。
ブライダルプレーヤーだった32歳頃の演奏も、やはり今の自分では考えられないくらい元気で勢いがありました。「ほぉ~・・・これ、私?」って感じ。
それは自分でありながら自分じゃないみたいな。離れたところからまるで他人を見るように、過去の自分を見つめているような不思議な感覚です。
昔、原田知世主演の「時をかける少女」という映画で、主人公の和子が過去に戻って少女時代の自分に遭遇するシーンがありましたが、ちょっとその感覚に似ている気がします。
そう言えば、随分前の某テレビ番組で・・・
ピアニストの中村紘子さんが、番組内でご自分の16歳の時の演奏(1960年N響の世界一周演奏旅行でのショパンのピアノ協奏曲第1番。なんと振り袖姿!)を聴かれたのですが・・・
録画を見終わった途端、「あっははははは!!!」と涙を流して笑っておられました。スタジオで演奏を聴いている間中「まぁ~~何なのこの演奏は?!ダメじゃない!!あ~~奏法がなってない!!」とご自身の演奏に文句をつけておられたそうな。
断捨離のやましたひでこさん、「過去の自分は捨てなさい」とおっしゃっているけど、このテープはキープすることに決めました。
過去の自分が今の自分を励ましてくれたから。
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