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中村泉のメールマガジン
『アセンションへの鍵』~ツインソウルとの統合
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こんにちは!
スピリチュアルアドバイザーの中村泉です。
恋愛苦手体質の彼と泉ちゃんの恋愛も
いよいよお試しバージョンアップ?
二人の【愛】は?【絆】は?
はてさて・・どんだけのもんかいな?
神様からのお試し第二弾の流れの中へ入ります。
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◆今回のお題は、『遠距離恋愛スタート!』です。
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では、高校を卒業した二人の新生活一年目の
専門学校時代へ、いざ、フォーカス!!
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★──新生活スタート!
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~高校を卒業した二人は。。
彼は、自動車専門学校へ二年間。
学校近くのお宅に下宿。
私は、経理専門学校へ一年間。
自宅から通いました。
まずは、私の専門学校時代(一年間だけでしたが)を紹介します。
私には高校時代、先生方からも
「うらやましいほどの“仲良し四人組”」と呼ばれていた
今も大親友の負のカルマを伴わない魂の友がいるのですが
そのうちの二人も私と同じ専門学校へ通うことになったのです。
級友たちからは、「あんたたち相談して決めたやろ~!」
なんて、からかわれましたが、申し合わせたわけでもなく
チサとおみつは家が自営業だったからか?
私は、結婚前からずっと経理の仕事に就いていた
母のお勧めに、 な~んも考えんと便乗しただけで・・
蓋を開けると、仲良し四人組のうち三人もが偶然にも
同じ専門学校を選んでいたのです。
私たちは飛び上がって喜びました!
そして、仲良し四人組と一番の仲良しだったゆかちゃんも!
そして、高校は他高でしたが、中学校時代
一番の仲良しだったよしこも!なんと、同じ専門学校へ!
私の専門学校時代・・
楽しくなかったわけがありません♪♪
苦手な分野でしたが与えられた資格をすべて
取得しなければなりません。
必至で詰め込み、いえ、必死で学び
資格が増えれば増えるほど勉強するのも楽しくて楽しくて♪
私の新生活一年目は、目新しいことにもいろいろ挑戦し
自由で楽しくて!濃密で有意義な一年間でした。
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★──彼との一年間は?。。
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私の自宅から彼の下宿先まで電車を乗り継ぎ
片道3時間ちょいで往復7時間。
「それ遠距離やん!」と友人たちから心配され
──彼と私の遠距離恋愛が始まりました。
私から彼へのコンタクトは、彼の下宿先へ電話します。
すると先に下宿先のお宅の人が出て
彼の部屋まで行って彼に伝えてくれ、彼が電話口に出てます。
当時携帯電話がありませんでしたから、
下宿先のお手数を考えると電話するのを躊躇してしまいます。
また、私も彼もアルバイトをしてましたので
お互い電話を掛けるタイミングも限られます。
私の知らない土地で彼はどんな生活を送っているのか?
せめて声だけでも聴きたい・・と思っていてもままならない。。
制限の多い遠距離恋愛がスタートした当初はやはり寂しくて
寂しさを埋めるために彼へ手紙を書きました。
手紙に向かっている間は、彼がすぐ傍にいるようで・・
彼と語り合っているようで・・
そこで私が思いついたのが・・
──『文通』。。
後に、『交換日記』となりました。
私は、お付き合いしている男子に、女子が自然と自己表現して
いるような甘い言葉を気安く口にだすことができません。
『愛してます』なんてとんでもないっ!
(もしかすると?・・未だ言ったことがないかも~)
(言葉にしなくてもわかるでしょ・・って感じで。。)
それは単なる照れやさんなのかもしれませんが
彼への想いを言葉で素直に表現できない私でも
それが手紙だったら素直に表現できる・・
可愛い女子になれるのです♪♪♪
新生活当初は、三日から一週間に一度の割合で
彼へ手紙(今日の出来事や素直な自分)を書き続けました。
彼からの手紙も同じ位届きました。
口下手で会話が成り立たない彼でしたが
彼も手紙では素直な自分を表現してくれたと思います。
こうして彼と私の遠距離恋愛の始めの一年間は
『文通』(のちに交換日記)が二人の想いの橋渡しをしてくれ
絆を繋いでくれた。。そんな一年間だったように思います。。
しかし・・
『文通』に慣れてしまったのか?
『文通』だけで満足だったのか?
二人の一年間は、一か月、二か月間は当たりまえ
三か月間もお互い一度も電話することなく
彼の声を三か月間聴かなかった時期もありました。
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★──「会いたかった!!」
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彼が自宅を旅立つ前に、「神戸デートをした」ことを
前回のメルマガで綴りました。
──あの日から三か月の月日が過ぎました。。
夏休み目前の初夏、二人は三か月ぶり会う約束しました。
待ち合わせ場所は、私が毎日通学で利用している「三ノ宮駅」
二人の中間地点です。
確か?午前9時か10時の待ち合わせでした。
その日そこに彼がいると思うと・・
いつもの三ノ宮駅が、いつもと違って新鮮に見え
私は胸を弾ませ待ち合わせ場所へ向かいました。
私の方が早く到着したようです。
もうすぐそこまで来ているはずの彼を心を躍らせ待ちました。
改札口から出てくる大勢の人混みの中に彼の姿を探します。
「居ない。。次の電車だな。。」(ワクワク♪)
次の電車が到着し、また大勢の人が降りてきました。
「・・・居ない。。」(きっと次は間違いない♪♪~)
「・・・・?・・・・・」
──二時間が過ぎました。
彼と出会って忍耐強くなり“待つことにも慣れた私”でしたが
焦り始め不安がよぎり・・
ここでようやく彼の下宿先へ電話を掛けようと思いました。
「彼が其処に居るはずがない。」と思いつつも・・
私は、彼を呼び出してもらいました。
すると、ありえない!!電話口に彼が!!
でも私は一瞬なぜか「ほっ。。」としました。
二時間、「どこに居るの?」と待ち続けた彼が
今、どこに居ようともそこに居ることが確認できただけで
なぜか安心したのです。毎日頑張っているアルバイト。
昨日も深夜の帰宅だったそうで、寝過ごしてしまったようです。
あと、一時間半待てば彼に会えるんだ。。
──私は、彼を待ちました。
一時間半後、大勢の人混みの中に、彼の姿がありました!!
三ノ宮駅に到着して四時間後、三か月ぶりの彼との対面でした!
──このような状況の場合どうなんでしょう。。
四時間待った彼女は、彼を責めるんでしょうか?
それとも、ご対面と同時に「会いたかったよ~!」と
彼に甘えるのでしょうか?
“責める” “甘える”
どちらの感情も正解で、素直で可愛い女性の本音。。
本当ならそのどちらかの行動を
私も、とっていればよかったのでしょうか??・・。。
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★──三か月ぶりの再会
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私は四時間が空白だったように
何事もなかったかのように、笑顔で彼を迎えました。
その時「ごめん」と彼が言ったかどうか?・・・
記憶にありませんが多分、それなりの申し訳なさと照れくささの
「ごめん」はあったのでしょう。
一言、二言の挨拶を済ませると
二人は何事もなかったかのように
目的もなく、目的地も考えずに・・歩き始めました。。
──これ、二人のいつものお決まりのパターンです。。
昼食もとらずにただひたすら歩き続け・・
この時、「お昼にしよう。。」(もう二時過ぎ疲れた。。)
と誘ったのは私。私から誘わなければ、
彼は日暮れまで同じ行動をとっていたのかもしれません。
遅い昼食を済ませ、三ノ宮ではもう行くところがない
(とことん三ノ宮の“歩き”を制覇しました)ってことで・・
二人は大阪へ向かいました。
大阪行きの電車でも二人は『無言』。。
大阪駅に到着し・・
もう予想がつかれると思いますが・・(笑)
いつもの二人のお決まりのパターン。。
今度は、大阪駅周辺を、目的もなく、目的地もなく
ひたすら無言で歩きました。
休日だったと思います。
どこを歩いても人人人・・人がた~くさん!
彼は早足です。目的地もないのに早足です。
彼に歩調を合わせるには私は小走りになります。
彼から離れないように・・人にぶつからないように・・
迷路のような地下道では一瞬でも彼を見失うと
もう彼の姿を見つけることは不可能です。
早足の彼の後ろを小走りで・・
そのような“歩き”が一時間ほど続いたでしょうか?
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★──タイミングを逃してしまったデートの末路。。
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最初は並んで歩いていた彼と私でしたが・・・
最初は私を気にしながら、私が隣に居ることを確認しながら
歩いていた彼でしたが、一時間が過ぎたころ・・
──アカラサマニ。。
二人の間の空気が変わりました。
彼は私を気にすることなく黙々と一人早足です。
その彼の雰囲気を察した私は、彼の洋服の色を頼りに、
彼を見失わないように・・、わざと彼との距離をとり始めました。
3メートル、5、10、15メートル。
二人の距離が徐々に開きます。
それでも彼は一切後ろを振り向きません。
私は彼を見失わない事にだけに集中して
まるで探偵のように敢えて距離をとりつつ彼を追いました。
終わりです!
終了のゴングが打たれました!
このデートはすでに終わってます。
このデートの修復は不可能です。
──私は後悔しました。
本当は彼の腕を掴みたかった。。
三ノ宮駅で三か月ぶりに出会ったあの瞬間に・・
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★──愛する人との間に、『ツール』はなにも要らない。
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賑やかなお料理は要らない。
歯の浮くような愛のささやきはもっと要らない。
テーマパークではしゃぎたくもない。
私は、彼の肌の温もりを感じながら・・
ただ彼と静かに同じ空間を歩いているだけで・・
同じ風景を眺めているだけで・・
それだけでいいのです。
それは多分・・
彼も同じ気持ちだったと思います。
話を戻しますと。。
三ノ宮駅で出会った瞬間・・
彼は(無意識でも)、私から“責められたかった”
もしくは“甘えてきて欲しかった”んだと思います。
「もう!四時間も待ってたんやで!」(バカバカバカ~)
「貴重なデートの時間をどうしてくれんの!」
「泣きそうなくらい不安やった。寂しかった。。」
彼女の私にはなんの非もないわけです。
だから、“素直な感情をぶつけて欲しかった”。。
その方が、彼自身がラク?
なのに、あの瞬間の彼女は何事もなかったかのように冷静。。
しかし、私からするとあの冷静な私も素直な私。。
もしかすると、一番ありのままの私自身。。
(なぜなら彼を責める気持ち(は全くなく寧ろ同情でき)
以上に彼に会えた嬉しさの方が勝っていたから。)
ただ、そのあとの、その嬉しさの感情表現が
彼女は下手だった!
彼の腕を取って可愛く寄り添えばよかった!
だったら・・
ハッピーエンドな三か月ぶりのデートだったはず。。
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★──突然の展開。。。
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話を戻します。
都会の人混みを15メートルも離れてしまった二人。。
ずっと先を歩いている彼を時々見失い・・
息抜きのように人がハケル場所でまた彼を見つけ・・・
すると・・・
彼は大阪駅入り口へ入りました。
切符の販売機で切符を買いました。
私は彼のその様子を、10メートル後ろから
彼に気づかれないように人混みにカメレオンして見ていました。
切符を購入した彼が振り返りました。
人混みをかき分け、分かっていたかのように
私に向かって歩いてきます。
そして・・・
「帰るわ。なんでこうなったんかわかるやろ。」
声は小さい声でしたが、目が怒ってました。
私は呆然とそこに立ち尽くしたまま。。
彼の瞳をただ黙ってみているだけでした。
もう一度「帰るわ」と言って、彼は改札口へ・・・
彼は駅のホームへ消えてゆきました。
続きます。
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■~編集後記~
続けて書きたい場面なのですが、それでは文章が
あまりにオーバーしますので一旦ここでしめます。
高校時代は、どちらも受け身の二人だったからか?
相手になにかを「求める」という感情が
まだ、芽生えていなかった二人だったからか?
まだ、遠慮気味な二人だったからか?
お互い相手に自分の感情を“ブツケル”ということが
なかったように思います。
このたびの二人は、ある意味
【自分の芽生え】の最初の第一歩。。
であり、満たされたい自分の感情をお互いが
相手から貰うことに意識が向かっていました。
どちらもが「与えてもらうこと」を求めていたんですね。
未熟さ故の二人だったように思います。
が・・・
今回の話にはまだ続きがありますので、
編集後記としての内容も今回はこれだけで次回へ続きます。
いつもありがとうございます。
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※今回も長い文章をお読みいただきありがとうございました。
次回もどうぞよろしくお願いいたします!
続きはこちらです→『可愛さ余って憎さ百倍!!』
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