こんにちは🌞



一年で、2ヶ月に一度は福岡への帰省しているので、移動費は時間がかかっても安さ重視

ほぼ毎回「こだま」を利用しています



半日は確実に潰れるので、ほとんど何も予定入れないのですが、今回は免許更新を済ませることにしました



丁度帰るコースに免許センターがあるので。

それとサッサとしないとうっかり忘れるなどという恐ろしいことになりかねないので。

今は完全予約制なのですねー、危ない、危ない汗汗



今回規制のための移動のお供は

ブレイディみかこさんの「ぼくはイエローでホワイトで.ちょっとブルー」




発行部数100万部に達したという、大ベストセラーです

今頃私はよんでいるのですが、続編が販売されているらしく、次はこちらを読みたいと思います



いやー、売れるわけです!!

自己啓発本よりも胸に刺さりますし、考えさせられます

憧れの海外、素敵なイギリス🇬🇧ではなく、リアルな生きている世界の話です



痛いところを突かれ過ぎて。。。

還暦間近の私より、はるかに大人な中学生のみかこさんの息子さん



笑えるところと痛烈にでも冷静に、一般的な当たり前の残酷さを見せられます



息子さんがギターで、作詞作曲したのが「じいちゃんの盆栽」ってところはウケました

が、彼にとってはじいちゃんと盆栽は切っても切り離せず、大好きな姿なのですよね



その場だけを見ると滑稽なことも、実はちゃんと理由がある



我が家の次男も幼稚園の卒園に際し、なりたいものというテーマで絵を描いていたのが載っていました

掲載にあたり、その時担任だった先生から

「すみません、ちょっと良いですか。。」と相談されたました

理由は、次男が画面いっぱいにカエルの顔を書いていてなりたいものが「🐸カエル」だったから

確かに他の誰もこの様なことは書いておらず、このまま記念に残して良いのかどうか思案されたのですよねー



本人に聞いてみると「めちゃくちゃジャンプするから」息子よ、君はそのままでいてくれ!!

もちろん、現状のまま掲載してもらう様にお願いしました。



その後何人かのお母さん方に、「面白いね」とか「あれでよかったの?」とかうちの子らしいと言われたり心配してくれたり様々でしたが、ことこれに関していえば、私はちょっと心の中で自慢げに理由を伝えていたものでした




本の話に戻ります

みかこさんが地元福岡出身で、作中に出てくる酔っ払いの中年飲んだくれ博多弁親父が、すごくリアルで身近で、自分の中にも一部存在しているのを見せられた気がして、ハッとすると同時にゾッとしました



この本を通じて、取り巻く環境の大事さを感じました

これがその人の世界であり常識になる

その世界で育ち、その世界がその人を作る


「無知」


私の世界しか知らない無知

止まらずそこから立って周りを見渡し、意識して見てみれば、日常の中にも無知のカケラは落ちているもの



この一冊を読み終えて、様々な感情に襲われました

笑いあり、悲哀あり、喜びあり、重苦しさあり。。



最後は、私のまわりの世界をもっと知っていこう

身近な小さな世界に、さらに一歩踏み込んで「無知」な私を晒していこう


歳はとってもまだまだグリーン



まだまだ楽しいばかりでは無い面白いことがたくさんあると教えてもらいました



是非続編と、ニューヨークでの実話「タンタンタンゴはパパふたり」読んでみたいと思います