こんにちは🌞
3連休スタートですね
そろそろ梅雨明けになりそうです
体にまとわりつく湿度と耳からくる蝉の声、青い空と入道雲☀️
夏!!ですねー🍉🌻🎆
引き続き熱中症には気をつけましょう!
今朝は博多山笠の追い山、祇園祭も行われますね
日本の夏!祭りの季節到来です!!
読みましたよ、こちらの枕草子
「超現代語訳」の方を中心に読んで、解説と現代語訳を読みました。
原文はさらーっと眺める程度で、ほぼ読んでいません😅😅
https://honto.jp/netstore/pd-book_30757405.html
全文ではなく抜粋だったようですが、面白かったです!
「眠れないほど」ではないけれど、一気に読み進めました
お陰でいつも以上に寝不足です😆
「ワンポイントレッスン」で単語の意味なども解説してあるので、古文が苦手な学生さんも入りやすいと思います
なんてことを言う私、著者の清少納言「清少/納言」なのだと思っていましたが、「清/少納言」なのですね
ちゃんと考えれば分かりそうなものですが、学生の時からの思い込みです、重ねてお恥ずかしい。。。😖😖
こちらの本は、4章に分かれていて
1.中宮定子との「きらめく宮中生活」
2.「個性溢れる魅力的な貴族たち」とのエピソード
3.エッセイスト・清少納言本領発揮の「ものづくし」
4.清少納言の「美意識」と「心意気」
薄い妄想癖のある私なので、自分の経験や性格を考慮しつつ
枕草子の時代にタイムスリップして、清少納言と同時期に宮中に上がっていた女房だったとしたらと、乙女チックな癖が湧いてきます
清少納言にこっぴどく断罪されそうですね
はじめは挨拶程度から、ある程度距離を取りつつ様子を見るという行動を取るだろうな
私は学はそんなにないので、下働き的なことを担ってそう
清少納言は有名な和歌の家系だし、朝廷からたっての希望での入内だし、でもなんでいっつも私がこの役~~???みたいな愚痴をつぶやいてそう
少し苦手だけど、中宮定子の側にいて可愛がられているし、弄られない距離を保ちつつも、やはりめちゃくちゃ気になるから、目は離さず距離は取るけど耳はダンボ🦻
相手にされてないのに理不尽な嫉妬しそうだなー
容姿にコンプレックスはあったみたいだけど、ちゃんと向き合う強さとそれ以上の知識と状況判断ができる賢さを持ってて、変な噂にも不愉快に思っても卑屈にはならない強さがある
サラッと自慢ばかりではなく、
予定外に外を歩くスタイルでなかった時の言い訳が、「うっかり切れていたワサビのチューブを買いに来たのに、数年ぶりに会った幼稚園時代のママ友から強引にお茶に誘われたすっぴんで部屋着の私」と丸被り
もともとくせ毛でヅラを愛用しているところなども親近感がわきます
中宮定子にも殿方にも一目置かれるのはそんなところなのだろな〜
でもですよ。。。
いくら時代が1000年以上前だとしても、慣習や常識が違うとしてもこれはどうよ!!
裏帯にも書いてある通り、真骨頂ですよ!
「にげなきもの」(似つかわしくないもの)というところで
・歯もない女が梅を食べて、酸っぱがって口をすぼめている姿
って、しかたないやん!!食べたいときあるやん!!歯はあるけど今朝食べたよ梅干。この状態でしょうよ
後ね
「見苦しきもの」
これは長いので内容は是非お読みいただきたい
もう、辛辣極まりない!これぞ清少納言よ!!
なんかもう、潔さを感じるほどの毒舌っぷりでした
清少納言は既婚者で、はじめの夫則光とは10年間の結婚生活。
性格の不一致らしいですが、思ったより長く続いたんですね
則光は「銀魂」の近藤勲が浮かんできます
ピントのズレたところと、別れても友人のように清少納言と関わる人の良さが被る感じ
のちに一条天皇に嫁ぐ、藤原彰子と道長も含めた話は源氏物語につながりますね
とまあ読後私は、無事に清少納言と友達になりました
自慢が多いと書いてありましたが、私はそうは思わなかったですねー
結構痛快でした
読み終わって、私が感じた清少納言は
喜怒哀楽がはっきりとした、サバサバ系で正直者
この人と決めたら最後まで仕えつくす表には出さずとも律儀もの
多少のトラブルはあれど、面倒臭くはないんじゃないかなー
ある意味分かりやすく、陰湿じゃないからコツさえわかれば付き合いやすそう
打てば響くだろうし、面白い!!
そして大好きな中宮定子のイメージを壊さぬよう、美しく素晴らしい姿のみを残そうとする快活な文の裏にある願いも含めて
完全に私の中の清少納言のイメージが覆りました!!
あー、学生時代こうなりたかったなー
でも、その時はこんな風には思えなかっただろうから、今が読みどきだったのでしょうね
私の中の清少納言シンクロ度30%でした!
実は毒舌と言われる私
それだけで類友です