君に宛てた手紙も 幾つもの表情があり
空色に透けゆく心も 幾つもの色があり
いつものように 君が空気と一つになる時
その場所を歩いていたのは私だった
いつからだろうか 君が歩き出したのは
私達は 生まれる以前から
知り合っていた
愛し合っていた
結ばれていた
でも 生まれ落ちた時から
そのことを忘れはてて 今に到る
しかし 出会いの時はあるのだね
お互いに想い出す時は
もう一つの魂に 君がなり
もう一つの魂に 私がなる
さらなる機会が巡ってくれば
お互いの運命に何かを加える
再び君の姿をみて
私は私らしくなる
二人して雲に昇ってゆけば
星も近くに輝く
(天川貴之)