外は雪だというけれども
陽気な人々はいこうよ
花の園を創りつづける
空の空気の澄んだ音色は
君のことを忘れずにいてねという
身体の外にある 実体めいたものでさえ
全てが霞になってゆくのだね
いつまでも探しつづける姿はある
どこまでも追いつづける姿はある
君は白馬を見つけたと云うが
君こそが 白馬にふさわしいと云う人々も居る
探そうとすれば遠いけれども
見つけようとすれば近いものもある
夕空の中でも輝く魂達は
一瞬一瞬の中に
永遠の今を刻印しつづけてゆく
誓いの日々が実現されて月日を彩る
(天川貴之)