七、「白馬の森」
 
 
    白馬は じっとみつめている


    風景そのものの中にある
    自分自身の姿を


    そして 自分自身の
    愛するものの姿を


    さらには 自分自身を
    愛する方々の姿を


    何も 観ていないような眼で
    神秘な彼方を
    遠く
    また或る時は
    近く
    みつづけている


    白雪のような木々の霊が
    こだまして謳う


    愛よ どうか永遠にと
    祈りつつ 謳う




        《光明祈念句》


           一人静
            白馬の駆ける
                  森に咲く
                          (貴)

 

 

 

 

 

     (by 天川貴之)