右側のお二人の足元を、ご覧ください
登山靴が大袈裟に見えるかもしれませんが、
鞍馬寺から貴船神社に向かうなら、
妥当だと思います
でも私達は、
スニーカーで行ってしまいました
本殿金堂の金剛床で、
パワーチャージして引き返すなら、
スニーカーでも大丈夫ですが、
そこから先は、結構ハードです
所々足場が悪いので、
このまま滑り落ちるのでないかと、
何度もヒヤヒヤしました
かといって、来た道を引き返す勇気も無く…
息が上がってると、
体育会系の夫に笑われましたが、
普段から運動不足なので、
歩く(登るor下る)だけで息が上がります
下界より涼しいのに、全身汗だく💦
水筒持参か、仁王門近くの自販機で、
何か買われた方が良いかも~
本殿金堂近くにも休憩所があり、
そこにも自販機があるので、
天気が悪い時は助かりますね…
もっとも天候が悪い時は、
本殿金堂で引き返した方が無難かも…
私達は出発前に食事したので、
手ぶらで入山しましたが、
貴船神社に辿り着いてから、
すぐに水分補給しました
気温が涼しくても、
ほぼ登山なので、水筒持参がお薦めです
歩き疲れたものの、
参拝する時は、
無事に辿り着けた感謝の気持ちが溢れました
この清々しい気持ちが心地好くて、
筋肉痛になるけど、やめられません
その日の夕方は、生まれて初めて、
足の付け根が痛くなりました
色んなルートがありますが、
標高570mの鞍馬山を登って、
奥の院魔王殿を経由して下ると、
貴船神社の総本宮の近くに繋がります
下りの方が楽かなと選んだルートですが、
神社の石段の様に整備された道ではないので、
意外と楽ではありません
普段、神社の石段を眺めて、
「これを登るのかぁ~」と思ってましたが、
この石段がどれだけ有難いか、
鞍馬山を訪れて、身に沁みました
石段なら、足元がしっかりしてますが、
小石を積んで、階段状にしてるので、
時折、積んでる石が崩れます
釣られて足を捻ったり、
勢いよく滑り落ちそうで
見通しが甘かったと痛感
ゼーゼー云いながら、道脇で休んでると、
幼児が無邪気に駆けずり回ってて、
やがて疲れて歩けなくなったお子さんを
背負って歩く事になる親御さんも、
大変だなぁと思ったり…
まずは、入口の仁王門で愛山費を納めますが、
「鞍馬・貴船日帰りきっぷ」を提示すると、
割引になります
それから、ケーブルに乗るのか、
由岐神社を参拝するのか、選択します
仁王門から由岐神社まで徒歩10分、
由岐神社から本殿金堂まで徒歩15分と、
イラストマップにはありますが、
日光のいろは坂に似てる
九十九折(ツヅラオリ)参道なので、
もっと時間掛かるかも~
どちらの道を選んでも、
本殿への155段の石段へと続きます。
一歩一歩石段を踏みしめる事で、
心身清浄になってから、本殿を参拝します
奇祭「鞍馬の火祭り」(2020年は中止)で有名な由岐神社も参拝したいけど、
今回は貴船神社にも向かうので、
ケーブルに乗りました(2分・片道200円)
去年の台風や、
今年の大雨での土砂崩れの倒木撤去で、
時々ケーブルが休止になりますので、
事前に、鞍馬寺のHPを確認する事を
お薦めします
途中、ケーブルの切符を譲って頂きましたが、
休日だからか、乗り場は混んでて、
すぐには乗れませんでした💦
(混んでるから譲ってくれたのかも)
わずか200mのケーブルですが、
もの凄い急勾配で、
はるか真下に登山されてる方を見て、
由岐神社に参拝する時は、
貴船神社には寄らずに、
鞍馬山だけ参拝しようと思いました
ケーブルを降りて、てくてく歩きましたが、
本殿金堂は山の彼方にあり、
「あんなに高いの」と、
思わず笑ってしまいました
ケーブル内は混んでましたが、
そこから先は、
御朱印以外は、余り混んでませんでした。
本殿前の「金剛床(コンゴウショウ)」です
内奥に宇宙の力を蔵する人間が、
宇宙そのものの尊天と一体化する場で、
真ん中の三角形は、三尊を意味するので、
踏んではいけないそうです。
そんなに並んでいないのに、
夫は「俺はいいから」と、
列から離れそうになりましたが、
「一家の大黒柱なんだから」と諌めて、
宇宙からのパワーチャージをしてもらいました
実際にやってみて、天からと云うより、
地下からジンジン来る感じがしましたが、
急な登山で、
足がガクガクしただけかもしれません
こちらは狛犬ならぬ、
筋肉隆々の「阿吽(アウン)の虎」で、
迫力があります
本殿に参拝したら、
護摩木があったので、モチロン参加
夫に「ホンマ好きゃね~代わりに書いといて」と言われてしまったので、
無難に「家内安全」と書いたつもりが…
頭の中は「金星人」で一杯で、
つい「家内安金」と書いてしまい💦
慌てて訂正して、
代わりに夫の名前と年齢を書いたら、
「書き間違えたのに、俺の名前にしてる」
「代わりに書いといてと言われたもん」と、
じゃれあってたら、
社務所の方に「喧嘩しないで」と嗜められ
本殿では静かにしないといけないですね
なぜ金星で頭一杯なのかは、
長くなるので、
続く