いつも倹約しんちゃんを読んでいただきありがとうございます。

今月の8日に「フレッツ光」を開通させるための工事が予定され、ファックス電話を置いている周辺を慌てて片付けている毎日を送っています。
自分のものなら簡単に終わるのですが、家族のいろんな人たちが積み上げてきたものは独断で処分できないので、時間のかかる理由になっています。

今までノートパソコンは全部屋で無線LANが利用できていましたが、無線LANの電波が弱いためか…2機種の東芝製のタブレットではアンテナが1本立っていても通信できない状態でした。
モバイルWi-Fiルーターで補っていましたが、1日当たりの通信量を使い切ってしまうと大きく減速してしまします。

外出する前に使い切ってしまうと7SPOT等の無料の公共無線LANなどに頼らないと厳しいものがありました。
目的地に7SPOTのような無料の公共無線LANが整備されているとは限らないので、今回の工事で無線LANの本体が家のほぼ中心に設置される効果は大きいと思います。


今回はアプリのlineplayのダイアリーで投稿させていただきました、ワイパーゴムの交換についての詳細記事になります。

ダイアリーでは「交換は簡単」とご案内差し上げていましたが、どういう作業だから簡単というところまでお伝えするスペースがありませんでした。

実際に作業された方も多いと思いますが、作業されたことのない方に向けて詳しく書きたいと思います。


ワイパーゴムは頻繁に切れることは少なく、車検のタイミングで整備工場の方が交換してくれるのが一般的です。

なぜ車検のタイミングでの交換になるのかと申しますと、陸運局で車検を通す際、検査ラインの一番初めに実施される「車両の外観検査」の項目でワイパーゴムの状態を確認されます。

この確認は意外と念入りで、検査官の方が手で触れて凝視するほどです。
私自身、300台を超える自動車の車検を通してきた中で、この確認作業が疎(おろそ)かにされたことは一度もありませんでした。
雨天の視界確保の重要な部分であることが良くわかります。

車検の外観検査では、ワイパーゴムは小さな亀裂も許されません。
外観だけでなく、ウォッシャー液を噴射して拭き取り性能までを確認されます。


今回交換することになったワイパーの状態です。
台風の接近などで天候不良が続き、ワイパーのコンディションが悪いまま使用し続けた結果です。
ワイパーゴムが大きく裂け、雨水を全く拭き取らない状態でした。
ただ、今回は助手席側の外側部分であったので運転には殆ど支障が無かったようです。




ワイパーゴムの交換には2通りがあります。
ワイパーゴムを保持する金具ごと交換する方法とワイパーゴムだけを交換する方法です。

部品代としては、保持金具付が1,500円程度、ワイパーゴム単体では600円程度です。
保持金具の錆がヒドイ場合は交換しますが、最近のものは錆びにくいようです。

殆どは2年に1回の車検整備の時に交換してくれていますが、整備工場によっては僅かな手間を嫌って保持金具ごと交換しています。

お値段は整備工場での交換費用の方が良心的な価格になっていることが多いようです。
自動車メーカーのディーラーでは、定価で販売され工賃が無料というスタイルが多いようです。

ワイパーゴムの交換で注意する点は、長さや形状など車種に合った商品を手に入れることです。
店頭では適合表も用意されていて、店員さんに尋ねても教えてもらえるので心配ないと思っています。

実際には元々装着されていたワイパーゴムの全長より1cm前後のサイズ違いを選択することになりますが、僅かなサイズ誤差は特に問題ありません。

今回はPIAA社製のスーパーグラファイト「凄ふき」という商品しか扱っていないお店での購入のため、迷わずに車種の対応品の選定だけで済みました。


今回交換を頼まれたのは「ダイハツタント・カスタム」です。
新車購入時についていたワイパーゴムの全長は420mmでした。

今回購入した商品の情報は…
PIAA [ ピア ] スーパーグラファイト 替えゴム呼番6 430mm
ワイパーゴムのメーカー型番はWGR43。






今回の商品のように、長さがあって送料がかさみそうな商品はAmazonの送料込みの商品を選ぶのがコツです。
私がホームセンターで購入した価格は614円(消費税込み)。
買い物に出かける手間と時間、交通費(ガソリン代等)を考慮するとAmazonの販売価格である782円は決して高くないと思っています。

PIAA [ ピア ] スーパーグラファイト 替えゴム6 430mm [ 品番 ] WGR43/PIAA(ピア)

\782(送料無料) Amazon.co.jp



通販で部品を入手する場合は、部品のメーカーサイトの情報を確認します。
http://www.piaa.co.jp/products/car/wiper/

車両のメーカーを選択します。
今回の車種はDAIHATSU(ダイハツ)です。



車種を選択します。
今回はタントカスタムです。



純正のワイパー保持金具のゴムだけの交換になるので、「純正ワイパーブレード用替えゴム」の中から選びます。
今回交換する車体の年式は「H19.12~H25.9」で型式は「L37#,38#」の範囲内に入っているので6番が対応していることが分かります。




このようにして注文間違いを防ぐことが出来るので、機会がありましたらご確認ください。


実際の交換作業に入ります。

まず、ワイパーゴムの保持金具ごと外します。
付けたままでも交換可能ですが、作業性が悪いので私は外して交換しています。



ワイパーアームの先端はかぎ状になっているので、ストッパーを押さえながらワイパーアームの付け根方向にスライドさせて外します。



ここで注意する点ですが、ワイパーアームはフロントガラス側に戻る方向に強力なスプリングが働いています。
写真のように厚手の雑巾やタオルなどでフロントガラスを保護してください。

ここでフロントガラスにヒビを入れてしまうと高額な交換費用が発生してしまい、何の意味もありません。
部品選びも重要なのですが、作業的にはここが一番重要です。

ワイパーゴム保持金具を外してから、用意した厚手の雑巾やタオルなどの上にワイパーアームをゆっくり乗せてください。




交換前の状態で、ワイパーゴム保持金具がワイパーゴムを正常に保持している状態です。
ワイパーゴム自体は、この保持金具の先端部分だけで固定されています。



ワイパーゴム保持金具からワイパーゴムの固定を解除して少しずらした状態です。
ワイパーゴム本体に横長の長方形の溝がご確認いただけると思います。
この溝にワイパーゴム保持金具の先端がハマり込むことで、ワイパーゴムを保持しています。



ワイパーゴムを外して、保持金具だけの状態写真です。





これから交換する新品のワイパーゴムです。
ワイパーゴムを保持するための溝は片側にしかないので、取り付け方向を間違うことはありません。
青色のプラスチックの部品はワイパーゴムの両側に組み込まれた金属の飛び出しを防いでいる保持部品です。
交換する際、この保持部品は外してください。(保持部品は最終的に破棄します)




あとは、先ほどの作業の逆の作業をして取り付けるだけです。
ワイパーゴムの両端から組込めれている金属の棒は大切な部品のひとつなので、一緒に取り付けてください。
交換方法は商品パッケージの裏側にも記載されているので、必要に応じてご参照ください。



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