先に帰省していた妻と子供を数日後に追いかける形で私も妻の実家へ向かいました。

子供と数日間も離れることはこの1年間で無かったのですが、とはいえ子供に忘れられてたらどうしようなんて思ってました。



いざ久々に会うと、パパーって感じで寄ってきてくれたので安心しました。笑

ただ良くも悪くも私がいるといつものパパっ子に戻ってしまうようです。

私がいない間はママと仲良くして、ママに寝かしつけられてたようですが、

この日からはやっぱり私じゃないと寝てくれませんでした。


まあパパがいないならいないで寝てくれるようなので良かったです。

妻の帰省当初は寝かしつけだけが心配だったのですが、初日からあっさり寝てくれたようで。


子供の世話はもちろんですが、妻の食事についても義実家で配慮してもらえたようで、普段と同じような食事制限ができていて安心しました。



この日は義実家に1泊して、翌日から私の地元へ3人で向かいました。

妻の地元と私の地元は隣県でして、車で2時間ほどです。

地元といっても、今回は姉の家へ向かいました。

実は私の地元に向かう大きな理由は、私の友人の結婚式があるからなのですが、たまたまその式場の徒歩圏内に姉が去年家を建てました。


まだ一度も行ったことがなかったので新築祝いも兼ねて、家族みんなで泊まりに行くことにしていたのです。



いざ姉の家に到着して、綺麗な新築物件でゆっくりさせてもらいました。

久々の帰省なので私の両親も遊びに来てました。

そしてなにより、実はこの日は私の誕生日でして、サプライズでケーキが出てきました。

まさか30越えてホールケーキで家族みんなに祝ってもらえるとは思っておりませんでした。ありがたかったです。

(ただクラッカーの音で子供がびっくりして大号泣で大変でした、、笑)


妻もこの日だけは少しケーキを食べました。

それ以外の料理も姉が色々配慮してくれました。

帰省すると妻の食事がなかなか大変なのですが、姉や両親も理解して手伝ってもらえるのでなんとかなりました。



その翌日は、友人の結婚式に私は出席しました。

妻と子供はは姉家族と公園に連れてってもらったみたいです。


久々に結婚式に参列して地元の友人と飲んで楽しませてもらいました。

そして自分の結婚式を思い出してなんだか感慨深くなりました。


その場に私の恩師とも呼べる人がいました。

私の結婚式でも乾杯の挨拶を頂いた恩人です。

その人にだけ式の途中に少し席を離れた場所で妻の病気について簡単に説明しました。

不安そうな顔は見せずに、頑張って奥さんを支えてあげてねとのお言葉を頂きました。




式が終わり、2次会の誘いも断ってすぐに姉の家に帰りました。

そして今度は私の祖父母の家に向かいました。

祖父母の家に行くのは1年ぶりです。

前回は妻の脳に腫瘍があるのがわかったばかりの頃で、その先大変なことになるなんて想像もしてませんでした。


祖父母もこの1年心配してくれたと思います。

久々に元気な妻に会えて安心したようでした。

また子供の1年間の成長に目を細めていたみたです。



祖父母宅でまた1泊して、翌日に妻の地元へ戻りました。

戻った先で子供を義実家に預けて、私と妻は久々に2人で出かけました。


というのもこの日は自分たちの結婚式から3周年ということで、式を挙げたホテルでディナーを予約してました。

ここのディナーでも、妻の食事制限を予約時に説明したところ、配慮できるので安心してお越しくださいとの言葉を頂いてました。


ホテル最上階での鉄板焼きの店でして、さすがの料理でした。

お出汁を効かせて抜群の焼き加減で提供される料理は本当に美味しくて、食事制限中とは思えない味でした。何かを損なっている雰囲気は全くなかったです。

最後には3周年祝いのサプライズまで用意して頂きました。

また4周年も5周年もお待ちしてますよ、と帰り際にシェフからお声がけ頂き、ぜひ!!と妻と声を揃えて返事をして帰ってきました。


料理はもちろんですが、前日に私は結婚式に出席したことも相まって、自分たちの結婚式のことをいっぱい思い出してたくさん妻と思い出話をしました。

お酒も入って私はなんだか泣きそうになりました。



その後義実家で1泊してようやく関東にみんなで戻ってきました!

ずっと地元にいたい気分にもなりましたが、翌日に病院に行ってメチオニンpetの結果を聞く予定になっていたので仕方ありません。



最後に、この10日近くの独身生活+帰省でほぼ毎日飲んで好き勝手食べてたので、私の体重は3キロ近く増えてました。笑

妻が今後テモゾロミド飲んでいる間にダイエットすることをこっそり誓いました。