1年3か月ぶりの投稿です
ゆっくりとした充電でしたが、少し記事を書きたい気分になってきたので今後について考えました
①石神井川中流域(西東京市早稲田大学グラウンド付近~) 2023年末開始予定
②近隣水路のその後(記事化した水路のその後) 2024年度予定
とりあえず石神井川中流域の水路図は先行して作成しました
これを元に近日散策しながら撮影し記事にしていきたいと思います
練馬区域は資料が乏しいためほぼ推定路ですが、網羅は比較的大きな枝水路までに抑えているので
精度はまずまずではと思っています
私は歴史には疎いのですが、石神井川の水路図を作っているときに愛宕山砦(愛宕山城ともいうらしい)跡というのを見つけました
1400年代後半の話で石神井城を攻める太田道灌側の砦だったようです
550年も前の話で、水路図は80年前のもので当時と全く一緒ではないでしょうが色々見えてくるものがあります
80年前の段階でこの付近の石神井川は、本流に対して左右に枝水路をもつ典型的な耕作向きV型河川を形成していますが
愛宕山(現在の早稲田大学高等学院)付近では石神井川右岸水路は消滅しています
かつ本流が90度の急角度で曲がっていることから、愛宕山は大きな丘になっていて北側西側はすぐ下が本流の崖だったことが伺えます
石神井城は愛宕山に対して北東側300m~400mの位置関係なので、愛宕山砦からはとても見通しが良く
かつ守りに適した場所だったのでしょう