舟木さんを役者の道に導いた長谷川一夫さん | 武蔵野舟木組 2024

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1963年12月 舟木一夫日記から

 

夕刊フジ「舟木一夫 出会いと別れの80年」(大倉明著)第7回は、昭和の名優、長谷川一夫さんです。

1963年12月NHK大河ドラマ「赤穂浪士」に出演の決まった舟木さんは、12月9日に初めてカツラを載せて衣装合わせを行います。そして12月12日、舟木さんの19歳の誕生日会が、四谷の梅の湯で行われました。そして翌日は、赤穂浪士の稽古が始まります。

 

舟木さん演じる矢頭右衛門七は17歳で、当初は元服前の前髪で登場します。その後討ち入りが決まり、大石内蔵助の息子、大石主税と共に元服し、カツラも月代に変わっていきます。

大石内蔵助の長谷川一夫さんと、矢頭右衛門七の舟木さんの二人が映られた写真は珍しいものです。

 

舟木さんは、長谷川先生と呼び多くを学ばばせて頂きます。側近の林与一さんに舟木さんの面倒を見るように仰り、舟木さんは与一さんとは、今でも続く旧知の仲となっていきます。

 

 

 

1964年9月に日劇での初公演「舟木一夫ショー」を行いますが、このショーの行われる前公演は、長谷川一夫さんの公演でした。その時に長谷川先生の楽屋に訪ねた舟木さんです。

 

長谷川一夫さんと言えば映画「銭形平次捕物控」17作作られました。その後テレビで大川橋蔵さんが演じ888回の放送、主題歌を歌った舟木さんは「舟木一夫銭形平次」を舞台で作り上げていきます。

 

 

新橋演舞場「銭形平次」成功祈願を神田明神でも行いました。

長谷川先生の二女、長谷川稀世さん、長谷川先生のお孫さん長谷川かずきさん。そして葉山葉子さん。