夕刊フジ「舟木一夫 出会いと別れの80年」(大倉明著)の6回目の登場は、三橋美智也さんでした。歌手になる前の上田成幸青年が憧れたのが、三橋美智也さんとハリー・べラフォンテである事は、ご存知の方も多いでしょう。そして今回大倉さんが書かれた三橋さんの話は、舟木さんがどれほど憧れ、尊敬していたかが良く判る話です。
三橋さんは、小学生の頃から民謡を習い、その後津軽三味線習い始めます。すでに民謡の世界ではコンクールで優勝し、10代後半に北海道から上京しました。
横浜綱島の綱島温泉で民謡教室のアルバイトをするかたわら、ボイラーマンをしていました。
その当時の事を、横浜出身の義父が、良く話をしてくれてものです。
昭和30年代になると、次々にヒット曲を出します。
この当時の曲は、ラジオから流れて来て、よく聴いたものです。
「あの娘が泣いてる波止場」
「リンゴ村から」
「哀愁列車」
「夕焼けとんび」
「古城」
「達者でナ」
「星屑の町」
舟木さんも、これらの歌を聴いていたのだと思いますが、さすらいも、これらの歌のカラオケが流れれば、唄えるほど覚えている曲です。
そして、子供達にも人気だったテレビドラマ「ハリマオ」の主題歌も歌われましたし、その後は、明治製菓のお菓子カールのCMソング「いいもんだな故郷は」も歌っていましたね。
この当時は「ミッチー」と言う愛称でも呼ばれていました。
お二人の写真で見つかったのはこれだけでした