舟木一夫 映画ポスター展 花の恋人たち | 武蔵野舟木組 2024

武蔵野舟木組 2024

               さすらい

 

1968年1月3日公開 日活

 

 

 

京都女子医大のインターン学生である操、有為子、藤穂、和子ら7人は仲の良いグループで、未来の女医を目指して今まさに国家試験合格を目指して実習に勤しんでいた。中でも操と有為子は大学内で一、二を争う秀才で、学生にとって最高の名誉ともいえる「学長賞」を狙っていた。有為子が性格も明るく、家庭も裕福なのに対して、母が一人田舎の病院で勤務しているだけの操の家は貧しかった。早く女医になり、できることなら「学長賞」も獲って母を喜ばせたい、それが操の夢だった。こうして操と有為子が良きライバルとして切磋琢磨しながら「学長賞」のレポートを作成している頃、7人グループの何人かは年頃もあって次々に華やかなロマンスを展開していた。早々に結婚を決めた和子に続き、万千子にも意中の人があったが、両親に反対され辛い思いをしていた。そんな万千子の心中を察した操らグループメンバーは一致団結し、万千子の両親を説得しようと試みる。