東京都知事選が始まって1週間が経ちました。
候補者の乱立で、いろいろな知事選以外の問題が持ち上がっていて、話題はそちらに向いているのは、とても残念なことです。
ポスター掲示板の事は、毎日の様に話題になっていますが、多摩地区のさすらいの地元は、こんな感じの掲示板ばかりが並んでいます。
候補者数が多く、掲示板の数が足りない。クリアーファイルで対応。
同じポスターが大量に貼られている。
女性の全裸写真が沢山貼られた。
風俗のポスターが貼られていた。
それらのポスターが剝がされた。などなど
本気で都知事になろうとしている人はごく僅かだし、東京都の全掲示板に貼るだけの財力がある人は少ない。こうなる事は、候補者告示前から判っていましたから、案の定という感じです。
それでも23区の都内であれば、貼られているポスターは多いのでしょう。
東京都は島しょ部もありますから、多摩地区よりのポスターの数は少ないでしょう。東京都の掲示板の数は、14000カ所強あるようです。今までの候補者数であれば、もう少し小さな掲示板でも済んだはずです。それだけでもお金の負担は少なく済んだはずです。
こんな売名の様な行為を許されれば、今後のすべての選挙に大きな影響を与える事は間違いありません。法改正をしっかり検討して貰いたいものです。
さてもう一つ。東京都民の方、近隣県の方はご覧いただけますが、NHKの政見放送があります。
有象無象の候補者の政見放送は、見るに堪えられない、聞くに堪えられないものばかりです。
国営放送であるNHKも苦々しい思いで放送している事でしょう。
一人5分ほどで、朝の6時と夜の11時から35分ほどテレビでは放送されます。候補者数全員ですから総放送時間は11時間にも及びます。ラジオでの放送もあるようです。
何度か見ましたが、本当に聞きたい候補者の政見放送は、耐えられない政見放送を我慢して見ていなければならず、とても無理です。
ポスターにしても政見放送にしても問題がある訳ですから、選挙方法から変えて行かねばならないでしょう。解散総選挙も近いと聞きます。早めに対応する事を望んでいます。