さすらいさんちの話 6/3 | 武蔵野舟木組 2024

武蔵野舟木組 2024

               さすらい

 

石垣島から、後輩の森井君が我が家に来ました。

彼は明日の高齢者剣道大会に出場するために、東京に来ました。

そうした機会があるたびに、我が父の仏壇に線香を上げに来てくれる父の弟子でもあります。

 

縁は深く、小学校時代の彼の担任教師が母でした。そして剣道においては父の弟子でもあります。そんな関係から、彼は私の地元の後輩であり、剣道の後輩でもあります。

 

東京農大を出て、大学時代に既に石垣島に土地を買い、今では大学の学友である奥様と二人、石垣島で森井農園を経営しています。

お子さんたちも皆、石垣に戻り、それぞれ生活をされていて、お孫さんは10人だそうです。

農園を経営しながら、子供たちの剣道教室を行っており、沖縄県でも有名な剣士でもあります。

 

カミサンの訃報も知らせていなかったので、かなりビックリしたようです。

以前は、実家のお母様の面倒をみる事で、東京へは頻繁に来られていましたが、お母様が亡くなられ、会う事も少なくなっていました。

 

明日の試合も控えており、長くは会話も出来ませんでしたが、こちらで考えているよりは、尖閣諸島への多くの中国船の航海は、穏やかに捉えている石垣島の島民の方達の様です。ただし、海上保安庁、海上自衛隊などの人員は、かなり増えたと聞きました。

台風についても、風速60m位は当たり前で、頑丈なコンクリートの家、強固なサッシがあるので、あまり問題はなく「雪国の大雪と同じ」と語っていました。

 

ただ島民の問題は、後継者が居ない事だそうで、農地も使われなくなるのが現状だそうです。彼の場合は、家族が全員石垣島におり、幸せな生活を送っていると聞き安心しました。

 

また、パイナップルを送ります。と言って帰って行きました。

今日の試合は頑張って欲しいものです。