さすらいチャンネル スカーレットの花・西尾三枝子 | 武蔵野舟木組 2024

武蔵野舟木組 2024

               さすらい

 

日活映画で活躍した西尾三枝子さん。

唯一レコーディングしているのが『スカーレットの花』三枝子さんから頂いた写真などを使って作ってみました。

 舟木一夫との共演「花咲く乙女たち」「高原のお嬢さん」

三田明との共演「美しい十代」「若い港」

石原裕次郎との共演「青春とはなんだ」「夜のバラを消せ」

その他小林旭・高橋英樹・和田浩治などとも共演。NHK「あねいもうと」や「プレイガール」でも活躍。

 

 

10数年前にアップした西尾三枝子さんの「スカーレットの花」

三枝子姉さんとは、20年ほど前に、まだブログなどやっていない頃に、「西尾三枝子掲示板」と言うものが有って書き込みをしたのがきっかけで、舞台を見に行ったのが最初でした。

舞台は、テレビドラマ「プレイガール」の人たちが集まってのモノでした。

 

当時、西尾さん主宰の「女塾」という舞台があり、何度か見に行きます。

「美しい十代」を見てからのファンで、次の「若い港」では、さすらいの母校でのロケがありました。そんな事があり、西尾さんが赤坂にお店をオープンします。

 

最初は結構高いお店の様でしたが、その後「一度いらっしゃい!」と言われて行くようになります。映画の話、舟木さんの話などで、何度も行くようになり仲良くさせていただきます。

当時は、さすらいではなく「○○の親父」と言うハンドルネームでしたので、「親父さん」と呼ばれていました。

 

地元の仲間を集めて団体で押しかけたりもしたものです。

常連の仲間も出来、その頃紹介されたのが青春賛歌を書かれた大倉明さんでした。

黒部の太陽にも出演した大浜詩郎さんや、日活映画に出ていた井本寛さん、大衆演劇の大御所である沢竜二さんともお知り合いになります。銀座シネパトスでの登壇の後には、川地民夫さんとも一緒に西尾さんのお店「悠」に伺ったものです。

 

新橋演舞場での舟木一夫特別公演の後には、舟木ファンを集めての貸し切りで、盛大にオフ会も行わせて貰いました。

その後、三枝子姉さんの計らいで、日活撮影所見学を数十人で行ったり、三枝子姉さんを中心に、愛知県一宮でのロケ地巡りも行ったものです。

 

三枝子姉さんからは、行くたびに日活撮影所時代の話、俳優さんの話、そして裏話も沢山聞いたものです。三枝子姉さんが日活を辞めた理由は、ポルノ出演を打診されたからだそうです。当時日活は方向転換して、日活ロマンポルノを始めます。最初に目を付けられたと話されました。

 

フリーで活躍する中で、NHK「あねいもうと」に出演。「サインはV」では、ヒロインの亡くなった姉役で初回だけ出演しています。その後、プロレスラーの方と結婚離婚があり、故郷の鹿児島に帰り、大衆演劇の座長として活躍します。そして2度目の結婚は、同じ一座に居た松井誠さんです。松井さんとの間には二人のお子さんがおり、息子さんは現在は大衆演劇の座長として活躍中です。

 

数年前、久し振りに赤坂のお店に寄ったのですが、お店は締まっており、その後現在まで音信不通になってしまいました。憶測ですが、息子さんの所に居られるのでは?と思っています。

 

また元気な三枝子姉さんには逢いたいものです。