日曜劇場「VIVANT」これから・・・ | 武蔵野舟木組 2024

武蔵野舟木組 2024

               さすらい

 

 

 

壮大なスケールで放送をしている日曜劇場「VIVANT」

豪華な出演者が勢揃いして、先の読めない難解なドラマで、初回から見るのをあきらめた人も多いかも知れないと思っている。

「半沢直樹」の堺雅人さん、「下町ロケット」の阿部寛さん、「陸王」の役所広司さんと、「マイファミリー」の二宮和也さん、「この世界の片隅に」の松坂桃李さんと、今までの日曜劇場を彩った俳優さんたち。更に脇役としても多くの日曜劇場に登場した俳優さんが参加している。

 

あらすじを書きたくとも、難解すぎるし、話やややっこしいから書く事は出来ないが、ご覧になっている方には、その壮大なスケールと難解さはご理解いただけるだろう。

 

初回第一話は視聴率11.5%で、昨日の第8話が14.9%と回を追うごとに視聴率が上がっている。

第1回放送前の番宣も殆どなく、内容も知らされずスタートすると言う、異質のスタートだった。初回放送と共に「スケールの大きな、映画の様な壮大なテレビドラマ」と書かせて戴いたが、回を追うごとに、どのような話なのかも理解しがたい物語になっている。

 

善と悪と言った、対立的なドラマのようにも思えていたが、全く予測がつかない。敵味方の区別もつかないし、登場人物の本当の姿も見えてこない。

判らない事が沢山あり過ぎて、最終回までに、それらが全て回収されていくのかも判らないので、「続編があるのかも」とか「結末は映画になるのでは」との憶測も飛んでいる。

 

主人公の堺雅人さん演じる乃木憂助は、どの様に生きて来たかはあらかた判って来た。ただそれが正しい事かもよく判らないし、別人格のF(エフ)とは何なのかも不明。

孤児のジャミーンの事も判らないが、孤児院が出て来た事で、何か判ってくるかもしれない。

 

阿部寛さん演じる野崎守も、公安だと言うが、それも定かではなく、別の顔があるかも知れない。考えれば考えるほど、裏読みがしたくなる人物ばかり出て来る。

別班の指令を演じるキムラ緑子さんも何ものか。判らない行動をとって終わった。

 

いやいや判らない事が多い。

乃木が仲間の別班メンバーを射殺したが、実際は死んでいないのではないだろうか。わざわざ遺体を日本に送るシーンを見て、生きているのではないかと思っている。

 

ドラムの存在は、このドラマの大きな魅力だ(笑)話は出来ないが日本語が判り、スマホで答えるとは、いかにも面白い設定だ。

 

まぁとにかく難解なドラマのこれからの回収作業が愉しみでならないし、来週は、生放送の特番で、主役級の俳優さんたちのトークのあとに、第9話が放送となる。

これまた異例の取り組みで、来週が、今から楽しみでならない。最後に、この夏の各局のドラマで、視聴率は1位にまで上がっている。