平敦盛 大河ドラマ「源義経」新番組について 1966年 | 武蔵野舟木組 2024

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               さすらい

 

敦盛哀歌   舟木一夫

 

 

 

1966年のNHK大河ドラマは「源義経」でした。

舟木さんは、1964年の「赤穂浪士」で矢頭右衛門七役に続き、「源義経」では無官太夫と呼ばれた、悲劇の若武者、平敦盛を演じました。

源義経を演じたのは当時の尾上菊之助さんで、現在の尾上菊五郎さんです。静御前には、当時の藤純子さんで、現在の富司純子さんで、この作品の共演から、お二人は結婚されます。

 

前年に「新聞少年」が大ヒットした山田太郎さんは、紅白歌合戦にも初出場し、人気歌手の仲間入りをして、当時の大河ドラマ出演は、舟木さんと共に、大きくマスコミに取り上げられています。

 

舟木さんの「赤穂浪士」出演は、作家で脚本を担当された村上元三氏の後押しがありましたが、この作品でも、赤穂浪士での舟木さんの人気と、村上元三氏の後押しも有ったと考えられます。

 

「敦盛」は、平家物語の中でも名場面で、能の「敦盛」幸若舞の「敦盛」などの題材になっています。織田信長が好んだ人間五十年、下天のうちをくらぶれば・・・は、幸若舞「敦盛」で、敦盛を討ち取った、熊谷直実が出家し、世をはかなんで詠んだ中にです。

 

ここでは、新番組「源義経」について書かれている。

 

 

 

 

 

 

平敦盛は、横笛の名手でもありました。

一の谷での戦で、敗れた平家の公達(上流貴族の子弟)である平敦盛と平忠度をうたった歌が、敦盛が大事にしていた笛から「青葉の笛」と言う曲になり、文部省唱歌にもなっています。

さすらいたちの時代では、習う事は有りませんでしたが、母が良く歌っていたのを思い出します。